2007年04月

2007年04月29日

告白・ご要望5

大型連休ですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。愉しんでいますか。
自分も楓アイルさんと出会い、この連休で丸2年になります。

自分は、今年2月に1通。そして4月に1通と楓アイルさんの事務所宛へメールをお出ししました。ご返答はまだいただいていないのですが、この場をお借りしてすこし言わせてください。

楓アイルさんのBlogを読まれていらっしゃる方はお気づきだと思うのですが、現在楓アイルさんは、困っています。自分の進路や行き先が見失っている状態です。このまま何も対策を打たないことには、楓アイルさん当人、すごく困っていく一方だと想う。

自分、何かお役に立てないでしょうか。まったくアダルトに関しまして素人ですし、かといって楓アイルさんの現在身近な方で、お力をお貸しして解決できるのでしたら、もうすでにこの状況を脱出できているんじゃないかと想う。でも脱出できてないとゆうことは、楓アイルさんの中で、選択肢を見つけれていないことになるのではないかと想われます。

一度楓アイルさんと事務所のお電話通じて、しゃべらせてもらえないでしょうか。細かくは申し上げれませんが、楓アイルさん危機的な状況なんです。事務所側が一番お察しできていると想います。いかがでしょうか。

自分は突破口見つけて差し上げれます。もしくはそこまでお役に立てないにしましても、ご提案の良案を一つ二つご用意できます。ご用意できると想います。それだけこの2年、真剣に応援してまいりました。チャンスは今しかないんです。今打つ手を講じて、軌道修正しないと、一番困るのは、楓アイルさんご本人です。つよがりなところあるから、Blogでそんな言っていないんだと想います。

何とかしてあげたいんです。自分だったら力になれます。どうか打ち合わせなんなり、させてもらえないでしょうか。

よりよいご返答をお持ちしております。

2007年4月29日 レスネームかみじょー。

2007年04月28日

共鳴維新5

いつも【毬弧碑airu】物語をお読みくださいまして、ありがとうございます。現在物語43話を描いています。愉しみながら、描かせてもらっています。

自分は山育ちなもので、今の季節は、本当新緑がとても綺麗で、山を見ているととても気持ちがいいです。こころがおだやかになるものです。

山の木々は一本一本が共鳴をしあっています。話し合っているのでしょうか。支え合っているのでしょうか。風で木の葉が揺れるとともに、とてもその生きる姿が、豪快にそして僕たち人間に話しかけているようです。

山を社会に例えるならば、頂上からふもとまで、木はたくさん生い茂っています。しかし、木に、頂上に生い茂る木が偉いとか、またふもとの木がつらいだとか、それはどこにもありません。

生まれたままの場所で、精一杯生きている‥

自然はどれもみんなそうなのです。それが自然の仕組み。それが自然の大原則。

人間にも山はありますね。頂上が偉いとか、ふもとがつらいとか、まるでそれはピラミッド構造。人間が作り上げた不自然な図式。

山と人間、どちらが霊格的な意味で、上なのでしょうか。果たして人間は知性があるだけで、自然に勝てているのでしょうか。決してそうじゃないと想う。

どんどん時代が豊かになるとともに、上の人はどんどん儲かる。下の人は、どんどんつらい思いを強い入れられる。そんな仕組みが出来上がっているのです。

身を滅ぼすと言いますが、結局それは自分に帰って来る。それこそ本当に因果応報なのです。

例えばの話、、

近代の戦争に見ても、始めた総指揮者は当然わるいです。わるいですが、戦争が起きることによって、誰が得すると想いますか?

みなさんも考えたら、分かることなんです。

これがピラミッド構造と言わずになんと言うものなのでしょうか。ニュースで流れている出来事がすべて事実なのでしょうか。本当に儲けをあげている人や、ピラミッドの頂点に立っている人は、決して表に名前など出てきません。しかしいづれ明らかになるでしょう。

闇は光には勝てない。

僕が今、なんで楓アイルさんを応援しているか、分かりますか。楓アイルさんは、これからアダルト女優以上の社会貢献をされていかれる方です。そうゆう器量がともなっている方なのです。

楓アイルさんをどうか応援してあげてください。つらい時期にいただいたエールほど、人は忘れないものなのです。

逆境をばねにして人は成長をしていく。そう想います。

自分の近況で言うならば、蒸気でのやけどをしました。今指先にアロエを貼っています。先人の知恵は本当に素晴らしいもので、生活に対するこころの発想がとても明るい気がします。

創意工夫とゆう言葉がありますが、見習いたい。

2007年4月28日 カミジョウ智樹

2007年04月23日

明日は完成☆゛5

楓アイルさん、おやすみなさい。明日物語41話、完成予定です。

今日も大好き。(照)

また明日。  

レスネームかみじょー。

2007年04月19日

魔法観!!5

今物語、第40話を執筆中です。いつも読んでくださってありがとうございます。僕自身、話のネタ明かしをするわけではありませんが、この楓アイルさんの物語を描く上で、当然エロを表現していきたいとゆうのもありますが、宇宙のことや地球のこと、そうした僕自身の価値観を描いていきたいです。

例えばの話し、、

みなさんは、歴史の教科書で習ったように、地球は誕生してから、ずっと北極と南極と同じ位置だと想いですか?

ポールシフトとゆうのがあって、古来大昔と現在と、地球の自転が、地軸が違う位置にあったとしたらどう想いますか?今までの習ってきた歴史観は、とても大きく揺れ動きます。

これから描く物語はとても難しい内容を描くのかもしれません。しかし、いつも読んでくださるみなさんには、僕自身これからも愛読していただきたいですし、そして、また損をさせません。ずっと読んでいただけるほど、僕自身ここにたまらない価値観のメリットを出します。

たぶんここに本当の真実を描いていくことになることと想います。

これからもご声援をいただけたらとそのように想います。また楓アイルさんを応援してくださいね。

楓アイルさんは、これからすごい魔法を起すものだと想いますので。僕はそう信じて応援しています!!!

重ねてよろしくお願い申し上げます。

2007年4月19日 レスネームかみじょー。

2年前の5月5

楓アイルさん、悩まれているようですね。先週お話されていたお仕事のお話しは、行き詰まってしまったのでしょうか。

2年前の5月、楓アイルさんは、引退を考えてた。それから、もう丸2年経ちます。

僕が出会ったのもこの時期でしたし、当時の楓アイルさんの印象、とてもよく覚えているんです。

楓アイルさん、一言言っていいでしょうか。

「大丈夫です。」気持ちを落ち着かせてください。今まで何度も乗り越えてきたではないでしょうか。何度もだめだと想うときがあった。

昨年のD1オーディション、僕は参加しました。そのとき楓アイルさんが、くるくると話していた会話、覚えているんです。ここに書きますね。

「わたし、大阪に住もうかな。」みんなとテンション違い過ぎた。自分馬鹿みたいだった。

たぶん、D1オーディションのVを見たら分かると想うのですが、第1次選考で楓アイルさんは、涙を流しながら、二村監督さんへラブコールを贈りました。このときの気持ちをテンションとして、ご自分で指していると想います。僕は単に会話を聞いていただけです。

僕は想います。テンションちがっていいんです。ご自分に正直だったからこそ、とても素晴らしいのではないでしょうか。僕は何かある度に、楓アイルさんへ、エールを贈ってきました。でも想うのは、そうゆう楓アイルさんだからこそ、いい。そうゆう楓アイルさんが、楓アイルさんの長所なんだ。今日の言葉にしてみても、悩んだんではないですか。そして本屋に行かれた。ご自分で気持ちを上げようと、矢印マークまでつけて、頑張ったんじゃないですか。そうゆうご自分がいいんです。そうゆう楓アイルさんだからこそ、あの時、引退はしなかった。ここまで、頑張れたんです。ちがいますか?テンションが同じだったら、どうなるとゆうのですか?埋もれていくだけですよ。楓アイルさんは、埋もれていない。輝いています。

人にはどんな人にでも『起点』があるんです。楓アイルさんの起点は、この2年前の5月に引退しようか悩んだその時の想いに始まっている。昨年4月15日16日と関西イベントでしたね。関西イベントでは、楓アイルさんは突然カラーボールを投げたり愉しかった。そうゆう楓アイルさんだからこそ、素敵であって、魅力であって、イベントでも言ってました。ご自分はあの時、会話とても生き生きと話されていましたよ。忘れていませんか。そうゆう楓アイルさんが、楓アイルさんご自身にとっての宝物なんです。

女優楓アイルさんは、本当にこれからなんです。

あの時、引退していたら、今の楓アイルさんはなかった‥。

そしてあの時立ち上がったから、今の楓アイルさんがここにあるんだと想います。

プレッシャーだとかたくさんなのかもしれません。でも負けてほしくないです。

僕は楓アイルさんを応援しています。

おやすみなさい。

レスネームかみじょー。

2007年04月14日

悲しみの譜面5

モーツァルトはどんな想いで、音楽を譜面を描いていたのだろう。

僕がここに描いているのは、ひとつの譜面です。描きとめれる時描きとめないと、
同じ言葉は2度と出てこない。

毎日が悲しい。とても悲しい。
1年や2年の悲しみなんかじゃない。自分は14年間悲しみを背負っている。

悲しいときほど、簡単に言葉は浮かんでくる。描きとめないともったいない。

悲しいときに、悲しい言葉を描く人がいますでしょうか。
僕は、逆説のような気がしてる。

悲しみと向き合うために、人は明るい言葉や世界観を探ろうとしている。

僕の悲しみの想いは、吐き出す言葉の量になっている。

望んでもいない人生経験がたくさん押し寄せてくる。

『悲しみのカーテン。』

悲しみのブラインドでもいい。その窓の素敵な景色を見るために、何枚ものブラインド、もしくはカーテンを開いたら、ちゃんとした明るい景色が見え出すのだろう。

人生とゆう芝生を比較しても仕方ないです。これは僕の窓越しの想いだから。

隣の芝生が美しく見えることもある。逆に憐れみに思えることもあったりする。

僕は自分の窓の景色をのぞくことに必死だから、芝生とゆう景色まで視界に入るのかもしれない。

やさしく声をかけたい。でもかければ、逆に傷つけることもあったりする。

悲しみのカーテンが見えますか?それは何色ですか?

透けて見えますか。重たく感じますか?悲しみの質感はいかがなものでしょうか。

モーツァルトはどんな想いで譜面を描いていたのだろう。

僕の言葉は、譜面と同じなんです。

2007年4月14日 レスネームかみじょー。

2007年04月12日

平和と闘いへの祈り5

世界が今、平和だと想いますか。
考えもしないでしょうか。僕は忙しくてあまり考えれてないかも。
でも、今日はドラマの中で、こんなやり取りがあっていました。

中学生の教え子は、担任の先生に「世界は平和にできますか?」とゆう問いかけに対し、
先生自身は、『できるとも!』一人一人の考え方でー‥

と発したところで、いっしょに食事をしていた女性の弁護士は、笑い出す。
「できるわけないじゃない。馬鹿じゃない。」本当にそんなふうに想ってるの?

生徒はその場から立ち去ります。
大人同士の会話の中、担任の先生は、弁護士の女性から受けた言葉に返答をにごします。

僕は、どうなんだろうか。
今は平和なのか、平和じゃないのか。テーマが大きいのか。考えが着いていけていないのか。

平和を考える事自体、おかしいことでしょうか。
もし平和を考えたら、今何ができると想いますか?

問いかけるのは、簡単です。むずかしいのは、自分の答えが出せるかとゆうこと。
どんなことでもそうかも。

歳とともに想います。
思考は、考えなければ、かならず鈍くなっていくものです。

見えていて見えてないふりなのか、見えているけれども、別の事に気を取られがちなのか、
本当に真剣に向き合うと、莫大な考える事への量の多さに、視界を塞いでしまうのか。

僕はどれも取りがちな、僕自身の行動なのかも。

でも僕は言いたい。人の一人一人の持つエネルギーはとても莫大に大きい。

何も闘うことは、攻撃をすることではないんです。

自分とも闘える。そして、『攻撃は最大の防御』自分の身を守ることも、闘う意味に属すると想う。

闘わなければいけないかもしれない。

僕も闘っています。平和は考えれてないけれど。

なんか目の前になるつらいこと、きびしいこと、正しい目を持って立ち向かうことも、
立派な闘いだと想います。

平和は考えれていますか?今ほんのちょっぴりでも何か闘えるといいですね。

闘っていて、このメッセージ読まれる方みなさんに、平和への祈りを贈りたい。

『あたたかい思考が、調和の輪へとなりますように!!』

2007年4月12日 レスネームかみじょー。
kamizyo_manga at 23:53|この記事のURL│ │【かみじょーの平和】感 

平和と闘いへの祈り5

世界が今、平和だと想いますか。
考えもしないでしょうか。僕は忙しくてあまり考えれてないかも。
でも、今日はドラマの中で、こんなやり取りがあっていました。

中学生の教え子は、担任の先生に「世界は平和にできますか?」とゆう問いかけに対し、
先生自身は、『できるとも!』一人一人の考え方でー‥

と発したところで、いっしょに食事をしていた女性の弁護士は、笑い出す。
「できるわけないじゃない。馬鹿じゃない。」本当にそんなふうに想ってるの?

生徒はその場から立ち去ります。
大人同士の会話の中、担任の先生は、弁護士の女性から受けた言葉に返答をにごします。

僕は、どうなんだろうか。
今は平和なのか、平和じゃないのか。テーマが大きいのか。考えが着いていけていないのか。

平和を考える事自体、おかしいことでしょうか。
もし平和を考えたら、今何ができると想いますか?

問いかけるのは、簡単です。むずかしいのは、自分の答えが出せるかとゆうこと。
どんなことでもそうかも。

歳とともに想います。
思考は、考えなければ、かならず鈍くなっていくものです。

見えていて見えてないふりなのか、見えているけれども、別の事に気を取られがちなのか、
本当に真剣に向き合うと、莫大な考える事への量の多さに、視界を塞いでしまうのか。

僕はどれも取りがちな、僕自身の行動なのかも。

でも僕は言いたい。人の一人一人の持つエネルギーはとても莫大に大きい。

何も闘うことは、攻撃をすることではないんです。

自分とも闘える。そして、『攻撃は最大の防御』自分の身を守ることも、闘う意味に属すると想う。

闘わなければいけないかもしれない。

僕も闘っています。平和は考えれてないけれど。

なんか目の前になるつらいこと、きびしいこと、正しい目を持って立ち向かうことも、
立派な闘いだと想います。

平和は考えれていますか?今ほんのちょっぴりでも何か闘えるといいですね。

闘っていて、このメッセージ読まれる方みなさんに、平和への祈りを贈りたい。

レスネームかみじょー。
kamizyo_manga at 23:45|この記事のURL│ │【かみじょーの平和】感 

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第35話5

毬弧碑airu。第35話

毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲは、竜宮上の王妃と新王となることができました。
現在の王として君臨する竜王は、第一線を退き、若き未来を担う毬弧碑airuたちに、
竜宮上の運営を託すこととしたのです。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】はあわせて毬弧碑(まりこひ・造語)をサポートしていくのです。

時間庫の扉を開けると、そこには、浦島太郎がいました。
浦島太郎に、体当たりの説得をほどこした、シンドバットは、その闘いにおいて、
首飾りの銀天使のアクセサリーが、シンドバットの身代わりとなって、
首飾りはみごと砕け散ったのです。しかし、銀天使は、シンドバットの才能の奨励を
もたらすきっかけとなりました。

『銀天使の微笑み』は、精神面も体力面も回復を図れる才能です。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】にとって、これからの闘いにおいて、仲間みんなを回復できる才能は、
とても重要です。シンドバットは、また魂の成長を遂げることができました。

そしていよいよ毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲは結婚への行進を始めたのです。

しかしこれはポセイドンの策略でした。

医者としての立場からの発言。経営に対する推薦。ポセイドンは事前に
竜王から手術を依頼を受けることを、分かっていたのです。

なぜに野望に満ちた男が医療鞄まで持って、毬弧碑(まりこひ・造語)たちを追いかけてくるのでしょうか。

始めからこれは、ポセイドンが想い描いていた「絵空」だったのです!

「くくく‥みんなまんまと引っかかりおって。」

こころの中でそうつぶやきました。
‥俺は毬弧碑(まりこひ・造語)たちに力を貸しながら、そしてこの竜宮上を運営をほどこす、
影の支配者になってみせるぞ!!くくく‥。

しかしそれを見抜けない竜王ではありませんでした。
なぜ過去に謀反を働いた従業員に、大事な手術を依頼したのでしょうか。

全部器量を見抜いていたのです。

そして、実際に毬弧碑(まりこひ・造語)たちの方が、純粋であるゆえに、王族になるには、
もってこいの存在だったのです。

竜王は眼を失いました。しかし精霊の眼は健在だったのです。

逆に今までだったら、竜王の威厳に気を許さない仲間が、竜王が眼を失ったことで、
逆に、気を抜き油断を見せる。‥そこまで計算していたのです。

まさに心理戦の攻防なのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは結婚を目前に控え、最も緊張しているのでした。

この緊張がのちに、大きくエロ神話の幕開けへとつながっていくのです。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは宿に戻るわけにはいきません。
この竜宮上深海の一室で、夜を過ごすこととなりました。

考えたら長い一日だったわ‥。

毬弧碑(まりこひ・造語)はお部屋に用意されたベットに腰かけながら、そう話します。
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなも毬弧碑(まりこひ・造語)を取り囲んで話を聞いています。

「本当に長かった‥。」半漁人はつぶやきます。

まさかあのポセイドンの闘いから、病院を抜けて、こんなに一日いろんなことが重なるなんて
思ってもいなかった。

本当にその通りです。毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、竜宮上の黒いチケットを買って
入場したものだから、時間の感じ方は、地上時間と同じなのです。

それにしても長かった‥。

みんなはぐったりしながら、1日の余韻に浸っているのです。
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の5人が5人ともいろんな想いがあった。でもそこに、目標は決まって
一つなのです。それでこそ『仲間』なのです。

「今日はさすがに毬弧碑(まりこひ・造語)で、オナニーする気力も残っていない。」
冗談まじりに話し出すロビンフッド。

ピノキヲはもう一回毬弧碑(まりこひ・造語)としたかった。

もうその場で、お構い無しに、押しかかるピノキヲ。普通だったらここでみんながふざけあって、
オナニーを始めたりするのですが、今日は「ごちそうさま。」の気分のようで、
二人だけの世界。毬弧碑(まりこひ・造語)はピノキヲの求められるままに、愛撫を受けていきます。

すると毬弧碑(まりこひ・造語)が思いついたように言います!!

「そうだわっ!!」

なにやら発想がひらめいた感じで、とても嬉しそうにお部屋にある机に向かって、
何か書き事を始めだすのです。

「ピノキヲ、ありがとう。」どうやらピノキヲがヒントになった様子。

あのね、
竜宮上と天界を結べないかしら‥?

そうです。ピノキヲの背中の『天空の翼』がヒントとなったのです。
竜宮上は海にあり、そして天空は空にあります。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、自由に行き来のできるそんな王国を作りたいと考えたのです。

「しかしどうやって‥」
ピノキヲは言葉を詰まらせます。

でも毬弧碑(まりこひ・造語)は生き生きそうに、
「それをこれから考えるんじゃない!!!」

だから夢なのです。毬弧碑airuは、またここで大きな夢を想い描くのでした。

みんなはすやすや寝ている中、ピノキヲと毬弧碑(まりこひ・造語)だけがこの発想に胸をときめかしたのです。

‥そして夜は明けました。

深海なので、陽射しが照りつけるとゆうことはありませんが、
体内時計の働きによって、朝の認識をするのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は床に横たわるみんなを順に起していきます。
「おはよう!朝ですよ!!起きなさい!!」

お部屋の小さなキッチンからは、深海で取れる食材を利用して、
朝食を用意しました。お味噌汁も合わせて、深海風味の貝でだしをとっています。

「とてもおいしい!!」毬弧碑(まりこひ・造語)っとてもおいしいよぉ!!!

みんな嬉しそうに声を弾ませます。一夜明けて、このようなこころあたたまる食材に恵まれ、
とても朝から満足そうです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。
「みんな今日はわたしは、ピノキヲを連れて実家に戻りたいの。」

え?実家‥!!?

毬弧碑(まりこひ・造語)は結婚することを決めました。和菓子屋を経営する両親へ会いに行きたいのです。

さまざまな困難を乗り越え、今こうして愛する人たちを取り囲んで
いっしょに食事をしています。

乙女にとって、こんなにおいしく手料理を食べてくれる人たちがいて
なんてしあわせなことでしょうか。

両親に会いに行きたい。そして夢を話したい。会ってみんなのことを分かってもらいたい。

「竜王さんには今日わたしからお願いに行こうと思います。」
そしてわたしの両親もここに招待して、無事に晴れ姿を迎えたいのです。

「賛成だ!!毬弧碑(まりこひ・造語)っよかったじゃない!!」
ピノキヲは言います。そして毬弧碑(まりこひ・造語)の記憶が戻ったことを知るみんなも嬉しそうに
そううながします!!

「毬弧碑(まりこひ・造語)っ、じゃあさっそく実家へ行く準備を始めよう!!」

大きな亀さんが、お部屋の前に来ています。

「実家に戻りたいのですか?」それはまた困った‥。
あなたたちといっしょに来ていたポセイドンが、今朝から姿をくらましました。
もしここで、ポセイドンが何かしでかすと、あなたたちも同じ罪に当たりますからね。
覚悟してください。

そういって毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、再び竜王の前へ呼び出されたのでした。

「毬弧碑(まりこひ・造語)よ、ポセイドンはいなくなった。」
ここに竜宮上に出入りは自由なのだが、一度入場してもらうと、あとは
我々の竜宮上の管理に基づいて行動してもらわないと困るんじゃ。

「半漁人は、ポセイドンとの親子関係じゃったな。」

まずポセイドンを探していただきたい。そして実家に戻りたいかどうかの判断を問おう。

やはり竜王の言葉はとても厳しいものがありました。
毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、まだ信用とゆう信用をこの竜宮上では得ていないのでした。

「くそっ‥あの親父、一体何を考えているんだ。」
半漁人は舌打ちをします。あたりまえです。あれだけ野望を秘めていた邪精霊なのですから。
すんなりと事が動かないはずなのです。

しかし事実はすこし違っていました。
光りのおばあさんはひざびさに姿を現すのです。

「あなたたち、とても大変なことになりましたね。」
事情は後です。急いでわたしについて来てください!!!

なにやらとても慌しい様子。毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、急いで大きな亀さんに飛び乗り、
急いで光りの玉のおばあさんのあとを追いかけました。

『ここは、深海の牢屋です。』

そう言う先には、たくさんの鉄格子の牢屋が並びます。なんと牢屋の番人と

そこにポセイドンもいるではないですか。

もめているのです。

「牢屋から出せ!!」全員解放するんだ!!!

一体何のための牢屋だ!?この竜宮上は、もはや死んでいる。どうして牢屋に入れなければいけない。

そうどうして取り締まることばかりで、ゆるす気持ちが生まれないのか?
精霊自体がこころ変わらないかぎり、いつまで経っても竜宮上は竜宮上のままだぞ!!

こんなに熱いポセイドンを今まで見たでしょうか。

牢屋の主、メロスはこう言います。

「ここに集まる人たちは、みんな囚人なのです。」
約束の時間を守れずに、牢屋へ入ることとなりました。

とても時間に関して、厳しいのです。

昨日は、時間庫の門番、浦島太郎と話しました。

時間は地上時間と同一にされたのです。当然ながら、時間を守れなかった人たちは、
ここの牢屋から、開放されるべきなのです。

時間の主メロスは、言っても聞きません。
「これが竜王様のお決まりですから。」

メロス自身、過去に友人との男の約束を時間以内に果たせなかった。果せずに、
囚われの身となっていた友人は、罪人(つみびと)にされてしまった。

今となってはその時の果せなかった悔しさが、このように、
『牢屋の番人』として、名を連ねているのです。なんとも皮肉なお話でしょうか。

ポセイドンは今まで、この竜宮上を熱く見てきた一人なのです。
だからこそ、自分で『新・竜宮上』まで作りたいと想っていた。まさに、
ポセイドンはメロスについて、自分の信念を打ち明けているのです。

ポセイドンは、追いかけてきた毬弧碑(まりこひ・造語)たちに話しかけてきます。

「この竜宮上では、犯罪とゆう犯罪は今まで一度も起きていない。」
しかしここには、囚われの身となった者たちが、たくさん鉄状の先でうごめいている。

‥みんな海中時間のせいだったんだ。

簡単に言うと、ご招待するだけしておいて、「時間」とゆう責任の押し付け合いだ。

これがユートピアなのか。竜宮上のこの古い体制はもう崩壊するべきなのだ。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、さっぱりとした表情で眺めています。
こんなに熱いポセイドンがいたでしょうか。

道案内をしてくれた光のおばあさんは、説明を補足します。

「時代の変わり目とゆうのは、
このように、皆さんの中での正義とゆうものが存在していて、
皆さんの中での正義の闘いとゆうものが、発生するのではないでしょうか。」

毬弧碑(まりこひ・造語)よ、よく聞きなさい。
あなたは、天から選ばれているのです。今ここで、あなたがこれから竜宮上の王妃になるか
どうかは、わたしには分かりません。しかしあなたは、天から才能を認められているのです。

甘えてはいけません。以前わたしは言いましたね。

ここに集まる【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみなさんは、それぞれ試練を乗り越え
天から才能の奨励を得ることができました。昨日にしてもシンドバットはとてもよく頑張りましたよ。

あなたはどうなのです?

あれからまだ、才能は奨励されていないでしょう。

本当のエロを目指しなさい。そうすればあなたはとてつもなくエロのエネルギーを発揮できるようになります。

わたしは、あくまで『案内任』なのです。始めにそう申し上げました。
毬弧碑(まりこひ・造語)よ、今度はあなたの番なのです。あなたが皆さんにご奉仕するのではなくって、
あなた自身のしあわせを何かをちゃんとみつめなさい。

いいですね。わたしはポセイドンのような男は大好きです。

そう言い放ち、光りのおばあさんは深海の中へ消えていくのでした。

「‥本当のエロか。」
毬弧碑(まりこひ・造語)は、光りの玉のおばあさんを目標としているだけあって、さすがに堪えました。

ポセイドンとメロスは言い合いをしています。

「罪がある、ない、をどう判断するのか。」それはここに決めた規律から成り立っている。
頑固として聞かないメロス。

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。

「メロスさん、牢屋の空きは、存在していますか?」

メロスは言います。
「向こうの奥に、牢屋が一個空きがある。」よかったらついて来るがよい。

メロスに誘導されて毬弧碑(まりこひ・造語)は、ついていくのでした。

そして牢屋の中をのぞくと、こんな言葉を言います。
「わたしをどうか閉じ込めてください。」

なんだって?正気か?
ここは入ったら、期限など関係なく、出られないんだぞ。

驚くメロスは声を張り上げます。【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなもついて来ています。

『毬弧碑(まりこひ・造語)たちが入るなら、僕たちも入る。』
結束の誓いの手を握り合います。そして牢屋にみんなが入りました。

あとは鍵を閉めるか閉めないかの話だけです。

ポセイドンにも毬弧碑(まりこひ・造語)にも冷や汗がこぼれます。

すると、ピノキヲがみんなを握っている片手から、メロスを引っ張るのです。
強引に、そして呆気にとられるメロスは、そして【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは牢屋に入ってしまいました。

ガシャン‥

ドアは、自動で鍵がかけられます。
驚くポセイドンは、どうしようもない状況です。

ポセイドンだけが、牢屋の外に取り残される形となりました。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、言います。
「そうでした、忘れていました。ポセイドンさん、竜王さんの具合が、よくないのです!!
それでわたしたちは、探しにきたのです。早く行って上げてください!!」
お願いします!!!

なんだと?具合がよくない?
ポセイドンも驚いたのですが、その場に居合わせたメロスも驚いています。

「お前たちは、何者だ‥。」

わたしたちは、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】です。エロの奨励を得るために旅をしているのです。

竜王との会話のことは伏せました。

ポセイドンは、瞬く間に駆けて行きます!!!

これでよかったのです。毬弧碑(まりこひ・造語)は、嘘をつきました。それはポセイドンの中での
本当の魂の部分に気づいてもらいたかったからです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、メロスにこう尋ねます。
「メロスさん、あなたのお話は、光りのおばあさんから聞かせてもらいました。」
その時、友人との約束の時間を守れずに、罪に問われた友人は、今どうされているのでしょうか。

メロスは思いつめた表情で言います。

「俺が今牢屋に閉じ込めている。」

みんな言葉を失いました。そうです。メロスは約束を守れずに、この門番の係りを
友達のために押し付けられてしまったのです。

誰がそんなことを‥。

まぎれもなく、竜王なのです。

竜宮上の体制がまた明るみに出ました。

「竜王さんはなんとひどいことを‥。」毬弧碑(まりこひ・造語)はつぶやかずにはいられませんでした。

毬弧碑(まりこひ・造語)は闘うことを決めました。竜王と闘うのです。

その前に毬弧碑(まりこひ・造語)はどうしてもしたかった。
メロスの傷をほぐしてあげたかったのです。

「メロスさん、牢屋に入って、お気持ちはいかがですか。」

毬弧碑(まりこひ・造語)‥。

お前は何にも分かっていない。牢屋とは、常に『孤独』なのだ‥!!

こんなに大勢でにぎわった牢屋があるか。食事は誰が持ってくる?
すべて俺の係りだったんだぞ。これではどうしようもない。

メロスの言葉を聴いていないように、毬弧碑(まりこひ・造語)はそのままメロスのズボンを降ろし始めます。

「何をするんだ‥!!」俺は門番だぞ!!

しかし言葉を聴いていない様子。毬弧碑(まりこひ・造語)はどんどんしゃぶりついていくのです。

股間はすでに反応に膨らみます。毬弧碑(まりこひ・造語)のフェラチオはそれほど魂のあたたかさを解きほぐすのです。

「メロスさん、あなたはまだそのようなことを言うのですか?」
ペチャペチャと嘗めまくる毬弧碑airu。

権力者の洗脳とゆうことにまだお気づきにならないのですか?

この一言で、メロスはハッとさせられるのです。
どうして門番でありながら、友達を閉じ込め、助けようとしないのでしょうか。
それこそ、『洗脳』のほかに何があるのでしょうか。

メロスは、毬弧碑(まりこひ・造語)の言わんとしていることに、魂までも、そして股間までも
全開の想いに膨らませるのです。

「毬弧碑(まりこひ・造語)、あなたを抱きたい。」

いいですわ‥。お手柔らかにお願いします。

メロスは強くなりました。棍棒は弾けんとばかりに、びんびんに膨らんでいるのです。
存在感を試したかった。そしてそう想ったその時、ようやく毬弧碑(まりこひ・造語)の美貌の美しさに、
目を向けるこころのゆとりまでも生まれてきたのです。

なんと美しい乙女を目にしているのだ!!

どこまでもこの美しい毬弧碑(まりこひ・造語)を満足させたかった。メロスは、再び加えてもらいます。
先ほどまでと打って変わって、ファラチオで感じる血管の鼓動はとても熱いものとなりました。

もうぎんぎんに膨らんだ男根を挿入に持っていきます。
毬弧碑(まりこひ・造語)も、メロスのそうした魂の棍棒を嘗めているだけで、クリトリスもおまんこも
ぐちょぐちょに濡れてきていたのです。

強引に挿入してくるメロスに嬉しさを感じる毬弧碑airu。

もう止まりません。腰つきの狂騒曲は、どんどんエスカレートしていくのです。

あぁん‥気持ちいい‥もっと攻めて!!!

本来M女の毬弧碑(まりこひ・造語)は、やはりこんな強引さがとても嬉しかった。
膣の中で、メロスの棍棒はさらにふくらみを益すのです。

どんどん激しくその毬弧碑(まりこひ・造語)の心情を読み取ったかのように、攻め立てる走れメロス。
全力の気持ちで腰つきを動かしていくのです!!

「あぁ‥毬弧碑(まりこひ・造語)、もう行っていいか?」

あまりにも気持ちよすぎます。メロスは、体位を変える間もなく、正上位のまま
激しく腰を揺さぶっていくのです。
毬弧碑(まりこひ・造語)の肩に手を回しました。強引に腰を肩で寄せ付けるように、
激しく、激しく、何度膣の中に、ピストン運動を繰り返します!!!

もう行きそうだ!!毬弧碑(まりこひ・造語)っ‥!!!

出して!!いっぱい出して!!!

あぁ!!!行くっ!!!!

ドッピュン‥

毬弧碑(まりこひ・造語)の顔にすぐさま男根を持っていき、たくさんの精液を放出するメロス。

そして毬弧碑(まりこひ・造語)は嬉しそうに舌を伸ばします。顔の頬にかけられながら、精子を嘗め回す
毬弧碑(まりこひ・造語)に、メロスは、さらに、

ドックン‥

と、残りの精子まで飛び出します。

とても嬉しかった。こんなに精子をかけられることを喜んでもらえるなんて。

毬弧碑(まりこひ・造語)とメロスは溶けた空気のように、なりました。

こんな牢屋とゆう至近距離で、毬弧碑(まりこひ・造語)のセックスを目の当たりにした【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは、
股間がびんびんの状態です。

とてももやもやがたまったその時、メロスは、言い出します。

いや、ズボンを履いたかと想うと、すぐに鍵をポケットから取り出し、
鉄格子の内側から、特別な鍵で、開け出したのです。

ガッチャン‥。

「もう自由だ。みんな出てくれ。」
俺は目が覚めた。毬弧碑(まりこひ・造語)とゆう、こんなにもエロに精通していて、なおかつ
生き方を教えられた。こんなわずかな時間で、これほどの愛のこもったコミュニケーションが
あっただろうか。牢屋でのこのセックスは、俺は一生涯忘れないだろう。

ここに竜宮上のシステムが、またひとつ崩壊したのでした。

その時、竜王とポセイドンは、やってきます。

ポセイドンは、毬弧碑(まりこひ・造語)の嘘に気づいて、そして心配して竜王を連れて来たのでした。

「竜王様‥っ。」言葉を飲み込むメロス。

竜王は目の前の光景に怒りを立てているのです。しかし毬弧碑airuの手前
怒るに怒れません。

これから先、竜宮上深海はどう変化を遂げていくのでしょうか。
そして、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、毬弧碑(まりこひ・造語)の実家に戻ることはできるのでしょうか。

希望の歯車は大きく、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】に向かって全開に動き出したのです!!!

第35キャプター終わり。(照)

2007年4月12日 レスネームかみじょー。

2007年04月11日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第34話5

毬弧碑airu。第34話『エロ神話の幕開け』

竜王の手術は無事終わりました。しかし眼を失った竜王は、もはや王座の座を退かなくてはいけなくなったのです。

「もともと最近は、精霊の眼で、視界をも判断していた。」
生活に支障はない。しかし竜宮上の王位の座を退任するとなると、これは問題だ。

王とゆうのは、孤独であり、参謀などの意見は聞くことはできない。
いつも自分で判断しないといけないものだ。側近に耳を傾けると、やがて側近の色に
竜宮上全体が染められかねないともなりゆるしな。

すでに竜宮上は、竜王の意思だけで運営していませんでした。
しかし退任ともなると、また話は別です。『王』とゆう象徴がいなくなると、
かならず私欲にとらわれ、独裁的な運営をほどこそうとする者があとを立たなくなるからです。

竜王には、その部下の器量のなさを肌に感じていた。

しかしポセイドンから手術をおこなって、眼が切り取られたことを、知れ渡るのはもはや時間の問題です。

さて、どうしたものでしょうか。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちもあわせて、サンゴの王室では、みんなで悩みに明け暮れるのです。

ポセイドンは言い出します。

「竜王の座をいっそ毬弧碑airuに任せてみてはどうだろうか。」

私欲がまったくない。それでいて、いつも判断は的確なものだ。
毬弧碑(まりこひ・造語)の行動には、夢がある。その夢につられ、ここにいるみんなが集まったのではないのか。

確かに今までのポセイドンだったらこんな言葉を言うことなど、考えもよりません。
しかし医者としての立場、そして過去にこの竜宮上に携わった一員として、
ポセイドンの見解は、ものすごく素晴らしい判断でありました。

竜王には、一線を退いてもらうが、でも権力は維持してもらう。

それが適切だと想う。竜王よ、どうだろうか。

そして、毬弧碑(まりこひ・造語)には、婚約者がいる。結婚して二人で運営してもらってはどうだろうか。

毬弧碑(まりこひ・造語)もピノキヲも決して驚きません。
むしろ、竜宮上の運営に携われるのなら、婚期を早めてもいいと想ったのです。

「わたしはそうしますわ。」ピノキヲ、どうでしょうか。

「僕も賛成だ。」僕たちは、今修行の身。竜宮上の王位に就くことで、
より自分への自戒心を強く持たなければいけないでしょう。

魂の勉強になります。

もちろん【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなとしても大賛成でした。

修行を始めたことにより、ここまでの地位を得ることになるとは想ってもみませんでした。

毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲは、挙式を早めることをこの場において竜王と約束をかわしたのでした。
そして二人で力をあわせ、竜宮上の統括に乗り出していくのです。

竜王は申し上げます。「毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲよ。よろしいかな。」
その言葉には大変な重みもありますが、任命として認められたことに、張りのこころも生まれます。

『喜んでお受けいたします!!』

二人のそろった声がとても気持ちよかった。

ついにこうして新しい竜宮上の王妃と新王が誕生したのです!!

ポセイドンは大きな拍手を贈ります。そして【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなもあたたかい拍手を贈りました。
竜王は、王妃毬弧碑airuと新王ピノキヲに夢を託すかのように、
力強く握手をかわすのでした。手術後のあととゆうこともあり、竜王は病が解決したことと、
退任に対する悩みが解決したのとあわせて、こころの涙を流すのでした。

そしてこのサンゴの王室では、とても明るいダンスが始まります。

♪毬弧碑airuは天使の妖精。とても香りの素敵な女の子。
一輪の輝くお花の蜜に吸い寄せられて、ピノキヲとゆうミツバチが飛んできたよ!
二人は抱き合うように、おたがいの蜜を吸い合うのです。♪

♪やがて二人の愛情から、天使のお花が実を咲かせました。
とても大きなお花の実からは、たくさんの天使の羽を持った赤ちゃんが生まれてきます。
こうしてとてもとても明るく天使の王国はにぎあうのでした。♪

みんながあたたかい気持ちに包まれます。
そうです!これが毬弧碑(まりこひ・造語)の『エロのちから』なのです!!
竜王は後継者がいないピンチを、こんなにひとりの乙女によって、すべてを変えたのですから。

そしてピノキヲは毬弧碑(まりこひ・造語)の手をひいて、ポセイドンにもあいさつに行きます。
「ありがとう!!ポセイドン。」

「うかれるのは、まだ早い。」竜王もまだ安静にしなければいけないんだ。
たとえこの新王と王妃の後継が決まったとしても、本当の闘いはこれからだ。

竜宮上を手中に収めたいと想っている奴等はたくさんいるからな。

毬弧碑(まりこひ・造語)もピノキヲもみんなが承知でした。
それはポセイドンの生き方を、この修行が始まってから見てきたからです。

そう考えると息を飲まずにはいられません。

ロビンフッドはうながします。

まず最初にー‥

「地上時間と海中時間と時差をなくした方がいい。」
俺たちは湿原のトロッコに乗って、何を見てきた?
竜宮上に足を運んで、時差ぼけしている者たちを救い出さなければ‥!!

たしかにそうです。このままだと、竜宮上にせっかく足を運んだとしても
みんな地上時間との格差に、社会復帰できなくなってしまうのです。

竜王も申し訳なく言い出します。
「残念ながらわたし一人の力では、どうにもならないのじゃ。」
時間庫の鍵をお渡しする。すこしでも地上時間との時差がなくなることを期待する。

そういって毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、竜宮上の時間庫の鍵を受け取りました。
これは新王のピノキヲが持つことにします。

そして急いで毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、時間庫へと向かうのでした。

半漁人は、サンゴの王室をあとにしながらポセイドンに言います。
「竜王のこと頼んだぞ!!親父、手術素晴らしかった。」

照れくさそうにそう言葉を言い残して、毬弧碑(まりこひ・造語)たちのあとを追いました。

サンゴの王室を出てから、さらに下へ降る階段がありました。

みんな駆け足で階段を降っていきます。

そして時間庫の鍵を開けました。

ガチャ‥

そこにいたのは、時間庫の門番、浦島太郎です。
浦島太郎は話しかけてきます。「もう僕はここに千年滞在しているんだ。」
君たちは、時間庫の鍵をどうやって手に入れた?

まったくたいしたもんだよ!

半漁人さん、やっぱりあなたは才能の奨励を得ることできたんだね。おめでとう。

浦島太郎は、この竜宮上で遊び呆けてしまい、
とうとう挙句の果てに、時間庫の門番を任されることとなりました。

地上の時間を恋しいと思えば思うほど、
浦島太郎はその都度時間を早めてきたのです。その結果が竜宮上で、たくさんの
『浦島太郎族』を生み出す結果となったのです。

「時間を地上時間に戻したいんだ。だめかな?」
シンドバットはうながします。しかし浦島太郎は、言うことを聞こうともしません。

もう「退化」してしまったのです。
浦島太郎は協調性を失いました。自我の欲求でしかないのです。

それが竜宮上での恐ろしさ。
時間をなんとかしないといけません。

そこで、シンドバットは、毬弧碑(まりこひ・造語)にこう言います。

「浦島太郎のことは僕に任せてもらえないか。」

いいですわ。シンドバットさん、ぜひともお願いします。

毬弧碑(まりこひ・造語)はしとやかにそうお返事を返します。その言葉にシンドバットは勇気をもらいました。

『鉄の心臓』を持っているとは言え、まだ十分に活用できていない自分が情けなかった。
すこしでも【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の頼りになりたかった。

シンドバットは、浦島太郎をいきなり殴りかかりました。

ボコッ‥。

「何するんだ!!?」君たちはこんなことをして、竜王に叱られるぞ!!!
しかしシンドバットも言い返します。

「どれほど、浦島太郎一人のせいで、ここに来るみんなが苦しんでいると思っているんだ!?」

そんなの知るわけもない!!僕には関係ない!!

竜宮上の時間を自在に操ることのできる浦島太郎。
しかし湿原でのトロッコ乗り場の老夫婦や、お金をほしがるお魚さんたちの姿。
時間旅行は、まさにここの『時間庫』にかかっているのです!

浦島太郎とシンドバットは取っ組み合います。
そしてシンドバットの方が下になって、倒れこみます。

首を絞められるシンドバット。しかし【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は黙ってみています。
シンドバットの勝利を信じていたからです。

実は浦島太郎も、才能の奨励を得た能力者だったのです。
どんどん闘いは、シンドバットが押され気味になってきます。

とても苦しそうです。

首を締め付けられたままのシンドバットは、息ができません。
いくら『鉄の心臓』を身につけたからといって、息を絶たれたら、ひとたまりもありません。

必死にもがきます。

ロビンフッドなんかは、目を塞ぎがちになります。
仲間が目の前でやられている姿は、とても痛く悔しいのです。

しかしこれも魂の修行なのです。ちゃんとした闘いに挑んで勝たないとシンドバット自身のためになりません。

シンドバットは、浦島太郎から首を締め付けられ、もはや目がもうろうとしてきます。

もうだめだ‥

敵わない‥

その時でした。シンドバットの頭を何かがかすめるのです。

小さな天使が舞い降りてきます。
「今までありがとう。」あなたは、いつもわたしを見守ってくださっていました。

別れの言葉を伝えにきたのです。

なんだって?君は誰だい?別れの言葉‥??

問いかけるシンドバットに、小さな天使は言います。

あなたの首元には、小さなネックレスがありますね。銀色のしなやかな天使の首飾り。
それがわたし自身なのです。

あなたは勇気が人一倍小さい、そんな男の子。でもね、いつも人一倍のやさしさがありました。
落ち込む度、くじける度、あなたは自分を励ます前に、いつもわたしを握りしめてくださっていた。

そのご恩返しがずっとできていなかったのです。

あなたは青い絨毯に魂を宿しました。そしてこのわたしにも銀天使の魂を宿したのです。

そうです。シンドバットに声をかけているのは、
幼き頃から、ずっと首に大事につけてきた、銀色の首飾り。
そこには、にこやかな優しい顔した『銀天使』がアクセサリーとしてつけられているのです。

銀天使は話しかけてきます。

あなたはこのままだと死んでしまう。だからわたしが身代わりになるのです。
今までいつも守ってくれてありがとう。そしていつも大事に大切にしてくれてありがとう。

シンドバットは、涙が潤みはじめます。

「そんな‥君は何もわるくない。いつも弱い僕がわるいんだ!!」
いかないでくれ!!たのむ!お願いだから‥!!

そう言う言葉に、銀天使は「にこっ」と笑顔で笑ったかと思うと、
ついにひび割れて、その場で砕け散ったのでした。

よく大事にしている物や、また身近な動物達が、身代わりとなって、
その飼い主だったり、持ち主だったり、当人の魂を救うとゆうことはよく聞いたりします。

シンドバットも、今浦島太郎から首を絞められ、
そして『魂の身代わり』となって、首飾りの銀天使は、みごと砕け散ったのです。

「銀天使ー‥っ!!!」

シンドバットは目が覚めました。
とたんに、そうです。『鉄の心臓』が鼓動をドクドクと打ち始めたのです。

劣勢の体勢をひるがえします!!
浦島太郎は投げ飛ばされます!!ひとたまりもなく、今度はシンドバットが追い詰めるのです。

「貴様はただの甘ったれ屋だ!!」時間のせいにばかりして、自分で努力するのを
放棄した人間だ!!僕がお前なんかに負けるわけがない!!!

そういってシンドバットは、大きく浦島太郎に飛び蹴りを食らわすのでした。

いくつもの時計の歯車が並ぶ、時間庫の中で、激しく浦島太郎の身体は
壁に激突します。

ドスンッ

顔が激しくよがんでいます。浦島太郎は、才能の奨励として『日曜細工』の能力を授かっていたのです。

とても手先は器用なのです。この時間庫の歯車は、何度も浦島太郎によって
修復をほどこされました。それだけに『手先の器用さ』はやがて凶器にも変わったのです。

今シンドバットを両腕で締め付けたように、
『時間』とゆう歯車を自分の手で、多くの人を締め付けていたのです。

浦島太郎は、今の衝撃で、両腕が動きません。
そのときに毬弧碑(まりこひ・造語)は言い出します。「両腕をよかったら見せてください。」

腫れあがる顔に、力の抜けた両腕を毬弧碑(まりこひ・造語)に差し出します。

すると毬弧碑(まりこひ・造語)は、自分の服を脱いで、浦島太郎の両腕を胸に当てだします。

「さぁ!がんばって。」わたしを気持ちよくさせてください。

見ているシンドバットも応援するように、声掛けます。

自分の手で誰かを満足させれるように、なるんだ!!甘えるな!!

その言葉が悔しかったのか、歯を食いしばりながら、
浦島太郎は毬弧碑(まりこひ・造語)のやわらかいおっぱいをもみだします。

あん‥気持ちいい。しだいに乳首が勃起してくる毬弧碑airu。
まるでお乳の匂いが漂ってくるかのような、そんなエロチックさがあります。

懸命におっぱいをもむにつれて、浦島太郎は、自分の授かった両腕の才能の意味を思い出し始めるのでした。

そうだった‥

僕は、みんなに満足してもらいたいために、この『日曜細工』の両腕を天から授かったのだった。

もう忘れていた‥ずっと遠い昔の話のようだ。

懐かしむあまり、涙が滴ります。そしてその泣き崩れた顔を、毬弧碑(まりこひ・造語)の胸の乳房に、
埋め尽くすのです。

まるで、過去の自分の生き方を恥かしむように‥

毬弧碑(まりこひ・造語)はとても悲しかった。その瞬間に一人の男の生き方がとてもしんみりと
伝わってきたからです。

浦島太郎は、毬弧碑(まりこひ・造語)の胸をそっと嘗めだします。しだいに泣く顔は、おへそから、
そして股間へと嘗めていくのです。

嘗めながらこう言います。

「毬弧碑(まりこひ・造語)‥僕も生き方を変えること、できるかな。」

もう千年以上門番をしてきたと思えないほど、甘えた声にうらがえっています。
毬弧碑(まりこひ・造語)は、頭をなでながら、こう言います。

「あなたが生き方を変えたいと思った瞬間から、生き方はすでに変化しているのです。」

その言葉に嬉しさを感じたのか、浦島太郎は、毬弧碑(まりこひ・造語)の股間に口元を当て、
丹念に嘗めていくのです。

肌と肌が触れ合いながら、浦島太郎はこころに変化が芽生えだすのです。

‥人のために僕は、自分の腕を役に立てたい。

とても不思議な光景のまま、毬弧碑(まりこひ・造語)に浦島太郎は、挿入を始めます。

もう泣かずに、毬弧碑(まりこひ・造語)を抱きたかった。そして毬弧碑(まりこひ・造語)の膣のこのゆくもりを忘れたくなかった。

懸命に毬弧碑(まりこひ・造語)の膣に対して、棍棒を挿入した浦島太郎は腰を振り動かします。

あぁぁ‥気持ちいい!!!

そしてバックの体性から、今度は責めだすのです。

もちもちとしたお尻が揺れながら、毬弧碑(まりこひ・造語)は、自分でクリトリスを触ったりもします。
浦島太郎は、毬弧碑(まりこひ・造語)のそんな手をとりながら、両腕を背中の方へ持っていかせ、
激しく両腕をつかんだまま腰を動かすのです。

とても美しい構図でした。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、綺麗な両腕が浦島太郎にひっぱられながら、胸も身体もたくさんいやらしく揺れ始めるのです。

背中がまたとても綺麗でした。
毬弧碑(まりこひ・造語)は、今度は、顔をうつぶせ加減になって、お尻に片手を持っていきます。
その腰を浮かした体位の責められ方でも、とても美しかった。

「いやん‥もっとして!!もっと責めて‥!!!」

浦島太郎は、毬弧碑(まりこひ・造語)のお尻にかけたかった。
とても濃厚な、今まで生き方を誤ってきた自分のすべてを吐き出してみたかった。
それだけ毬弧碑(まりこひ・造語)はすべてを受けとめてくれそう器を感じ取っていたのです。

「あぁあ‥毬弧碑(まりこひ・造語)!!いきそうだ!!行っていい?」

いっぱい出して。わたしにいっぱいかけて!!!

ああっ行くっ!!!

揺れ動く毬弧碑(まりこひ・造語)のお尻にたくさんの精子が放出されました。
とても綺麗なお尻に、白い精液がかけられ、その姿がとても妖精のようでした。

‥なんとこんなに美しい乙女なんだろう。

瞬く間にその場の空気に光りが射し込みました。
浦島太郎はもう一度人のためになる時間を作ろうと、決意を固めたのです。

嬉しそうに時間庫をあとにする毬弧碑(まりこひ・造語)たち。
浦島太郎は、シンドバットに話しかけてきます。

「思いっきり叩いてくれてありがとう。」おかげで目が覚めたよ。

シンドバットは、鼻をこすりながら照れくさそうに、

「こちらこそ!!時間の門番よろしく!!」そういって去っていくのでした。

ロビンフッドは言います。「シンドバット、よくやったな。」
あいつと闘えるのは、シンドバットしかいなかったんだ。

そうなのかい?

「そしてな、」ロビンフッドは言いかけたその時、
銀天使の姿が、シンドバットの眼に映ったのです!!

今度はあなたをお守りしてよろしいかしら?

「もちろんだとも。銀天使さんに僕は救われたよ。」

‥ありがとう。銀天使さん。

そんなシンドバットを見て、ロビンフッドは安心そうに言葉を続けます。

この銀天使さんが、才能の奨励として、『銀天使の微笑み』をくださるそうだ。

そう、銀天使からのメッセージをシンドバットに伝えました。
『銀天使の微笑み』は精神と体力を回復させることのできる才能なのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲはこの竜宮上の王妃と新王になりました。

そして始めの課題、地上時間と海中時間を統一にすることができたのです。

今まで竜宮上で遊びに夢中になり、後に苦しんでいた人たちは、
開放される事となりました。これが大きな竜宮上の革命につながったのです。

そして忘れてはなりません。

これから先、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、太陽エロスの女神コンクールに挑みをかけていくのです。

竜宮上の王妃と新王は、そしてみんなは力を合わせ、どんなエロを生み出していくのでしょうか、

新しい世界観の幕開けとなった1ページとなったのかもしれません。

第34キャプター終わり。

2007年4月11日 夢原稿、提出記念日に レスネームかみじょー。

2007年04月10日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第33話5

毬弧碑airu。第33話『親と子の絆』

ポセイドンと半漁人の親子関係に気づいてしまったことにより、
絶望のどん底に堕ちる半漁人の魂。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲのセックスにより、
この竜宮上の海底の底奥深くには、小さな太陽が立ちこめています。

そしてみんなを照らしているのです。

『書道の間』に墨汁の墨のように闇で覆い隠したゴールドガリバー。

照らされた太陽によって、思わず言葉を書かずにはいられないのです。

絶望から希望へー‥

何度も闇の言葉を想い描こうとするのです。しかしどうしたことでしょう。
立ち昇る太陽に、こころは光りに押されて、絶望の感情が思いつかないのです。

ポセイドンもそうでした。半漁人を憎くて仕方なかった。しかしここへ追いかけてきたのは、
実の親子かどうか、直接会って確めたかった。真実を伝えることはできなくても、
でも息子に会いたかった。結果として、半漁人本人に伝わってしまったのだけど‥。

するとどうでしょう。今までの恨みや辛みが嘘のように消えていくのです。

不思議なものでした。

それだけではありません。毬弧碑(まりこひ・造語)たちはみんなで、肩と肩を取り合って、
動揺する半漁人を励まそうと、5人一組になって、気合いの言葉を発するのです。

「俺たちは、太陽エロスの女神コンクールで優勝するんだ!!!」

かならず、優勝するんだ!!!

毬弧碑(まりこひ・造語)は嬉しかった。毬弧碑(まりこひ・造語)を除くこの【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の言葉は、
みんなが一致した想いからであり、このかけ声の言葉はみんなこころが揃っていた。

まるで絆は今ひとつになったかのように‥

これが絶望の光景なのでしょうか。
実の親に会えて、半漁人は嬉しいとゆう気持ちさえ、立ちこめてきました。

半漁人は、ポセイドンに歩み寄ります。

「俺は優勝するために闘っている。困ったときは、力を貸してほしい。」

そう言い残し、半漁人はすぐさま背を向けました。

お迎えの亀がやってくるのです。小さな太陽に照らされてみんなが前進しました。

ポセイドンとゴールドガリバーも手を取り合います。
長い間、いがみ合い続けてきたこの二人が初めて握手をかわしました。

「ポセイドン、息子に会えておめでとう。」
昔いっしょに仕事していた頃、言ってたじゃないか。

俺には一人息子がいるんだってー‥。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちは、静かに二人の会話を聴いていました。

涙ぐむ半漁人。昔幼き頃、半分魚人とゆうこともあり、実の母親から冷たくされて育った。
そうしたトラウマが、今となっては、

このポセイドンの息子なら、自分も納得できると思えるようになったのです。

人には、どんな人にも、ルーツとゆうものがあります。

ここに集結するみんなが、それぞれの持ち合わす『魂のルーツ』と闘ってきました。
ポセイドンもゴールドガリバーも闘っているのです。

自分との闘い、魂の洗練さ、そうした個人個人の願いが、
合わさって、エロに対する夢ができたのではないでしょうか。

ゴールドガリバーは自然に大男のガリバーの大きさを保てるようになりました。

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。「この小さな太陽をここに置いていきます。」
ゴールドガリバーさん、ずっと大切に守っていただけますか。

「もちろんだとも!!」嬉しそうに声を弾ませます。

それと同時にこの場の雰囲気から、拍手が飛びかいます。
そうです。父親と息子が再会を果たしたのですから。

ポセイドンと半漁人は涙ぐみながら、この場をあとにします。

再び毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、黒いチケットの通りのコースに戻る事となるのです。

でも毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、とても難所の『3人のガリバー』を無事突破することができました。
後に、ゴールドガリバーの書道の間には、『太陽エロス』と書かれた達筆の文字が掛け軸に記され、
小さな太陽は、いつまでも竜宮上深海を照らすのでした。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の存在は、竜宮上に太陽をもたらしたとして、
もはや毬弧碑airuは伝説化とするのでした。

大きな亀さんは話しかけてきます。

毬弧碑(まりこひ・造語)さんたち、あなたたちに特別会いたいとゆう方がいらっしゃるんです。

「ご案内いたします。」

それは竜王なのでした。サンゴに囲まれ、大きな玉座に腰を下ろしています。
みんなはその威厳のすごさに圧倒されます。

竜王は言ってきます。
「なんと眩しい。本当に天使の妖精みたいだ‥。」

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。
わたしたちは、3人のガリバーさんとお会いできて、とても成長を遂げることができました。
そして、半漁人さんのご要望どおり、この竜宮上にやってきたのは、
ポセイドンとの決着をつけるためだったのです。それもめでたく終結しました。

わたしたちは、この竜宮上をあとにしたいのです。

本当は知っているのです。
「長居は無用」とゆう言葉がありますが、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、まるで楽園の形式として、
この竜宮上に招かれたのではありませんでした。あくまで魂の修行だったのです。

むしろこれ以上、竜宮上に長居するのは、危険だと判断したのです。

竜王はさすがの的確な判断だと認識しました。

今となっては竜王がすべてをつかさどる竜宮上ではないのです。
ここで働く精霊たちのさまざまな念のエネルギーによって、この竜宮上は運営されているのです。

竜王はだいたいの指示をできる立場にあります。

「じゃあ、お願いがあるんだ。」竜王は【毬弧演(まりこえん・造語)革命】に話しかけてきます。

このお手紙を陸に戻ったら渡してもらえないか。

「誰にです?」
毬弧碑(まりこひ・造語)は問いかけます。

わたしは病気なんだ。目がぼんやりとして、今となっては精霊の能力でしか、
視界を判断できない。そうした中で、わたしはいまだに王の座に居座っている。

引退かどうか判断も考えている。

医者に相談したいんだ‥

そうです。ポセイドン宛にです。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)も半漁人もみんな言葉を発しようとしたその時、

ポセイドンは、やってきました。医者の鞄を持っているのです。
つくづくポセイドンは自分を呪います。
『新・竜宮上』を作りたいと野望に満ちていたその願いは、
今ここで、相談を受けた主治医として、竜王を退任させることなどわけもないのです。

深刻そうな顔で、自分の運命を呪い苦しみます。

今まさに、『新・竜宮上』の夢はあと一歩なのです。

自分が王座につきたいー‥

その願いを押し殺すのでしょうか。当然その場に居合わせる【毬弧演(まりこえん・造語)革命】も
ポセイドンの心情を察するのです。

しかしその時、ポセイドンの視界に、半漁人の姿がありました。

厳しい表情でみつめるのです。
闘った本人、そして殺されかけた本人が一番よく分かるのです。
それは『親子』とゆう以上に、当人達にしか分からない闘いの上での野望の強さが、
痛いほどよく分かるのです。

竜王を殺してしまいたいー‥

過去にポセイドンは、謀反をたくらみました。その結果ポセイドンは反逆の罪に問われ、
竜宮上での任務を地上に移すこととなったのです。

それが医者の道でした。

ゼロからのスタート。ポセイドンはがむしゃらに頑張ったのです。
そしてついに自分で経営する病院を建ててしまったのです。

山を登っている最中は、周りの景色など、気に留める余裕もありません。しかし
登りつめた山を、頂上から見渡す景色は格別なものがあります。

ポセイドンはどん底の「竜宮上」とゆうステータスを失い、それからがむしゃらに勉強しました。
自分の信念を通したかった。しかし自分の病院まで建てることができた途端、
夢は野望となって、『新・竜宮上』を持ちたくなったのです。

ポセイドンには、医者としての経営学もありました。
竜王よりも自分の方が、竜宮上を経営できる。そんな自信がこころの奥底にあったのです。

今その苦しみ、野望、すべてが目の前にぶらさがっている。

しかし竜王はなんでポセイドンを医者としてお願いしたのでしょうか。

過去に謀反をたくらんだ人物‥。

竜王は、人の縁を大事に重んじる性格にあるのです。
むしろ、ポセイドンの縁、そしてポセイドンの中での正義にかけたかった。

一歩間違えば、竜王は命を奪われるどころか、この竜宮上は乗っ取られかねないのです。

しかしそれが、『竜宮上の王』としての器の大きさでした。

ポセイドンは全部の心底を見抜きながら、その場にて苦しみを感じだします。

そこへ半漁人が歩み寄ってきます。

「鞄の中身を見せてくれ。」

ポセイドンは、額に汗をかきながら、鞄を開くのです。
どう反応してよいのか、まるで分からないのです。

そして中身の道具一式を見る限り、手にメスをとり、半漁人はこう言います。

「このメスで、自分の命も救ってくれたんだ‥。」

つぶやかずにはいられませんでした。ポセイドンはその一言で目が覚めました。

『俺は竜王を手術する!!』

もう医者の顔になっているのです。そして白衣を身にまとい、診察をほどこします。
毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、見守るだけです。そして言います。

「息子よ、俺の背中を見ていてほしい。」

半漁人は黙ってみつめているのです。【毬弧演(まりこえん・造語)革命】みんなが同じ想いです。

ポセイドンはすぐに手術をしないといけないと判断をしました。
竜王に告げます。

「あなたは、今目の病気だが、これを急いで処置しなければ、あと3日の命でしかありません。」

さすがの竜王もその一言に、唾を飲み込みます。

緊迫の状況は続くのでした。
ポセイドンは、その場で手術の用意を始めます。無菌テントを張り、その中に竜王を横たわらせ、
手術を始めだすのです。

医者の眼からして、確認を急いでいる場合ではありませんでした。

もう重病なのです。もし万が一、毬弧碑(まりこひ・造語)たちが、この竜宮上に足を運ばなかったらどうなっていたのでしょうか。

とても恐ろしくて、言葉が出ません。

急いで竜王の目をメスで切り開くのです。そうです。眼の神経細胞の破壊が
脳までおよんでいたのです。ポセイドンはすぐに竜王の眼を切り取ります。

脳まで破壊細胞がおよんでいたら、竜王の命はありません。

症状の進行具合をオペで切り開き、確認してみました。

‥無事でした。

確認をして、目の治療をほどこします。竜王の目はもう見えなくなります。

仕方ありません。でも一命は取りとめたのです。

ポセイドンのメスさばきは、神業のようでした。あっとゆうまに縫合は終わります。

オペは完了したのです!

自信がある、ない、それは分かりません。
しかしポセイドンは、自分が今この位置に立っていることを信じたかった。
それだけに両手のメスは動かしていたのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、ポセイドンのそんな姿にあ然としていました。
なぜなら、実際にポセイドンのオペを見たのは、初めてだったからです。

それだけ緊急を要していたのも事実です。

ポセイドンは言います。「たっぷり手術料をもらう。俺は医者だからな。」
その言葉にいやみはありません。手術をやってのけた達成感。そして息子が見ている前で、
自分の働く姿を見せることできた爽快感、そんな想いが言葉には込められています。

毬弧碑(まりこひ・造語)はポセイドンに近寄っていきます。

「とても素晴らしかったわ。先生の手術。」

毬弧碑(まりこひ・造語)は抱かれたかった。今ポセイドンとセックスをどうしてもしたかった。

毬弧碑(まりこひ・造語)はふとももをポセイドンの股間にこすりつけ、
こう言葉をかけます。

「先生、どうかわたしを見てくださらないかしら。」
命がけの現場、みだらな言葉は不謹慎でしょうか。しかしポセイドンは知っているのです。

エロチシズムが生命の鍵を握っている‥

そうです。医学の面からみても、エロとはとても重要なのです。
メスでもなんでもそうですが、「使い方」しだいなのです。知識を見誤らばそれは、
ふしだらな言葉に聞こえるでしょう。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)は違ったのです!!

ポセイドンは、そのまま毬弧碑(まりこひ・造語)を抱きたかった。
手術の達成感を、そして竜王から直接手術の依頼を受けたことを誇りに想って、
毬弧碑(まりこひ・造語)に発散したかったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)のスカート姿をまくり上げます。
そしてふとももをつかみとって、激しく嘗め回すのです。
ふとももを嘗めるにつれ、毬弧碑(まりこひ・造語)の開脚の股間は露になってきます。そこで、
もうそこで、挿入をしたかった。

強引ながらも毬弧碑(まりこひ・造語)の膣の中にポセイドンは自分の男根を入れてきます。
なんと大きく膨らんでいるのでしょう!

手術をやってのけた想いが、亀頭の先に濃縮されているのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)のふとももの肉を手のひらで強くつかみとりながら、腰をゆさぶっていきます。

毬弧碑(まりこひ・造語)も先ほどの竜王の手術を目の当たりにし、その手術をほどこした先生の股間が、
今まさに膣の中に入ってきている。それがなんとも興奮の快感なのです。

どのくらいのストロークをしたのでしょうか。

ポセイドンはもう発射をしたかった。
そして毬弧碑(まりこひ・造語)の白い裸体にかけたかった。

ポセイドンは言葉を詰まらせながら、腰つきを早めていきます。
もうそれだけで、毬弧碑(まりこひ・造語)はクライマックスの瞬間にさしかかることを覚るのです。

あぁん‥いっぱいかけて!!!

叫ばずにはいられませんでした。そのままポセイドンの精子は、
毬弧碑(まりこひ・造語)のお腹に放出されます。いっぱい何度も、股間の男根をゆらしながら、
精液を一滴も残さず、出し切ってしまうのです。

雄は、雌に自分の精子をかけることで、雄である征服感を満腹するのです。
その精子の放出先が、美しければ美しいほど、征服感は満たされるのです。

ポセイドンはその放出の空間が、毬弧碑airuの綺麗な神秘的な裸体でよかったと、あたらめて想いました。

「手術後の経過は、まだ様子見てみないと分からない。」
そして意識を取り戻した竜王に話しかけます。

「もうあなたの目は見えなくなりました。」医者に見せることをためらっていた
あなた自身決断の遅れです。症状は決して軽くはなかった。病気と身体を甘く見ていてはいけない。

竜王は深く反省をするのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちの魂の修行はどうなるのでしょうか。
そして竜王の手術の現場に立ち合えたことで、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、また命の尊さ、
魂の進化を遂げたのでした。

この先竜宮上展開に大きな進展を見せるのです!!

第33キャプター終わり。(照)

2007年4月10日 手塚治虫先生に勝ちたい!! レスネームかみじょー。

目標とする人5

いつも楓アイルさんの物語をお読みくださりありがとうございます。物語も33話を描くことができました。第33話は、自分の中で、自分の物語を描くこだわりが込められています。

僕は物語を描く上で、どうしても手塚治虫先生に勝ちたい。話を描く上で、僕自身の闘いです。

今までずっと勉強してきたことが、今回の物語に込められている気がします。

人間描写

人と人とのつながり‥

きずな

そうした想いが、僕自身の見方から描きたいです。

33話は完成しました。すこし時間を置いて、記事を載せたいと想います。

重ねまして、いつもお読みくださりありがとうございます。

2007年4月10日 レスネームかみじょー。

2007年04月09日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第32話5

毬弧碑airu。第32話

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、竜宮上の深海へと潜っていきます。深海に潜るにつれて、
精霊の兵(つわもの)たちに遭遇するのです。

始めに出会ったブルーガリバーも虜にしました。そしてシルバーガリバーも
毬弧碑(まりこひ・造語)のエロチシズムさに魅了されてしまったのです。

黒いチケットで入場した毬弧碑airuたちは、3人の大男ガリバーと対面しなければならないのです。

最後の残されたゴールドガリバーとは、どんな兵(つわもの)でしょうか。

シルバーガリバーは無線で、毬弧碑(まりこひ・造語)とのセックスの快楽‥いや感動をそのまま言葉に託したのです。

深海の深さに眠るゴールドガリバーのもとへ、毬弧碑(まりこひ・造語)率いる【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、
大きな亀さんに乗って、連れられていくのです。

海雲が見えてきました。半漁人の『虹の旋律』を使っているから、
どんなに深海へ深さが益そうと、動きには支障がありません。それだけ半漁人の得た能力はとても大きかった。

ゴールドガリバーとポセイドンは、過去に闘った経緯がありました。

仲間だったのでしょうか。同じ竜宮上で働く者同士、肌が合わなかったと言えるのです。

毬弧碑airuたちは、最後のガリバー関門『書道の間』へと案内されます。

そこは、やはり大きなガリバー空間。何もかも巨大サイズなのです。

書道の掛け軸とそして和室の畳の空間には、
とても大きな文字で、『精魂』と達筆に書かれた文字が記されているのです。

そこへ光りの玉のおばあさんが現れます。

こっそりみんなに耳打ちするかのように話しかけてきます。

「ゴールドガリバーだけはお気をつけなさい。」あなたたちのエロには夢がある。
しかし夢を真っ向から、否定する邪精霊です。ある意味、ポセイドンよりやっかいかもしれませんよ。

そういい残し、素早く去っていきました。

大きな大男ガリバーは、正座をしながら、背中を向けています。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは近づいていく。

おそるおそる‥

緊張は先走る。

姿を振り返りながら、袴(ハカマ)を履いている。

和室の畳には、書道の紙と使い慣らされた筆と、墨汁が置かれている。

墨を石で研ぎながら、ゴールドガリバーは毬弧碑(まりこひ・造語)に話しかけてくる。

俺は『仲間』とか、『友情』とか、『愛情』とかそういったのが嫌いだ。
だからお前たちのすべてを否定したい。

「俺と闘うのか‥?」勝ち目はないぞ。

しっかりと姿勢と眼差しで【毬弧演(まりこえん・造語)革命】を見つめてくる。そしてまた紙に言葉を書き溜める。

『絶望』
信じる先にあるのものは、いつも絶望なんだ。

「希望ですわ。」

信じるところには、かならず希望の光りが眠っています。
希望の光りは眠っているものだから、簡単に見つけれないときもあるかもしれません。

でも信じなかったら、何も始まりません。

人生とゆう存在を信じるから、人には歩む道が生まれるものであって、
そこに信じるこころがもしなければ、一体その方にどんな道が生まれてくるものと想いますか。

わたしは今エロを通じて、みなさんとともに希望の光りを信じています。

毬弧碑(まりこひ・造語)はそう言葉を返しました。

しかしゴールドガリバーはあざ笑うかのように言います。
「その言葉は本当だろうな。」

絶望の逆境で、そんな言葉は、戯言にもならない。

この『絶望』と書いた文字をよく見るがよい。
そう言い放つ先には、途端に当たりは、真っ黒な空間へと覆われ始め、

しだいに暗黒の世界へと変貌しました。

これがゴールドガリバーの持つ、邪精霊としての能力なのです。

俺は、自分の想い描く言葉の想いを、自在にその光景へ一瞬に変えることのできる。
そんな能力者だ。

「これが俺の想い描く絶望だ。」お前たちに何が分かる?

たしかに真っ暗で、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなの姿も見えない状態です。

しかし毬弧碑airuは違いました。

「ゴールドガリバーさん、あなたは間違っています。」

わたしは、ここに光りを灯すこともできるのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、左手をかざしました。そしてそこにピノキヲからもらった
婚約指輪が、とても鮮明に光り輝きだすのです。

そしていつも胸に付けている、宝石のブローチもそっと手を当てて
毬弧碑(まりこひ・造語)の鼓動とともに、また強く光りを放ち始めるのです。

このブローチは、ピノキヲとのご縁をつないでくれました。

そうです。以前草原にて、ピノキヲと離れ離れになったとき、毬弧碑(まりこひ・造語)は、
いっしょについて来てくれたライオンさんに、このブローチを届けてほしいと頼んだのです。
ピノキヲは、全身木に覆われた姿から、この宝石のブローチによって、
みごと解き放ちました。それはブローチがすごいのでしょうか。

それよりも毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲの「いっしょに旅をしたい」とゆう願いが、
強くそう希望を実現させたのです。

物にはどんなものでも、思念や魂が宿ります。
そうした光りの作用を活用して、毬弧碑(まりこひ・造語)はこの暗黒の空間に大きな光りを作り上げました。

みんなの姿が見え出します。
一番おどろいているのは、やはり、ゴールドガリバー本人です。

光りを作りだせる人間に出会ったことなかったからです。

「なんと神々しい。」お前は女神なのか‥。

つぶやかずには、いられませんでした。電気の明るさの比なんかではありません。
まるで、ちいさな太陽をその場の空間に想い作り出したのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)はそのまま洋服を脱ぎ始めます。

そして明るくこの場で、得意のエロオーラを爆発させます。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、静かにピノキヲの前に立ちました。毬弧碑(まりこひ・造語)は正座の体勢に入り、
ピノキヲのズボンを降ろし始めるのです。

献身に毬弧碑(まりこひ・造語)はしゃぶりだします。

ピノキヲはゴールドガリバーの暗黒に怯えているのでしょうか。
なかなか股間が萎縮して、立ちません。

でも毬弧碑(まりこひ・造語)は立たせたかった。左手のはめられた薬指の手で、手コキを始めます。
またその上下運動が、静かにゆるやかに光り立たせるのです。

ピノキヲの股間は、毬弧碑(まりこひ・造語)の接吻と手コキによって、敏感に反応を示し始めました。

「逆境の状況でこそ、愛する人の股間を立たせて本物ではないのか。」
‥毬弧碑(まりこひ・造語)は、幼少からとても苦労を重ねてきました。
そんなエロが、孤独だった一人のときの体験を思い出して、
どうしても、逆境のときほど、愛する人へご奉仕したかったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)のこのやさしいフェラチオには、そんな祈りが込められていました。

ピノキヲは自信とともに立ち始めます。
男根は、ぎんぎんと発散したいと言わんばかりの強い状態です。

そのまま強引に毬弧碑(まりこひ・造語)の股を広げさせ、大胆な構図でペロペロと毬弧碑(まりこひ・造語)のクリトリスを
愛撫します。とても気持ちいいです。そしてとても開放感に満たされています。

それは今まさに暗黒の空間だからです。

するとなんと不思議なことでしょう。毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲの周りから、
また強いエネルギーの光りが放たれ始めるのです。

もうピノキヲは我慢できなかった。毬弧碑(まりこひ・造語)を行かせたかった。
自分が行きたいのではなく、自分の股間の征服欲で、毬弧碑(まりこひ・造語)をどこまでも行かせたかった。

こんなに可愛い健気な乙女を放っとけるわけがないのです。

力強く抱きしめながら、挿入の体性へ移ります。

そして毬弧碑(まりこひ・造語)のひざを抱えながら、激しく揺さぶりの腰つきを繰り返します。

「あぁん‥ピノキヲ‥気持ちいい。」感じる振動は、バイブレーションのように、
毬弧碑(まりこひ・造語)の美しい乳房を激しく揺らします。

なんと神秘的な正上位の姿なのでしょう。毬弧碑(まりこひ・造語)の受け身の体位はこんなにも美しいのです。

ピノキヲの棍棒は、激しく毬弧碑(まりこひ・造語)の膣の中に何度も何度もピストンのように押しつきます。

毬弧碑(まりこひ・造語)は全身全霊で愛情を感じているよう。とてもたまりません。
どこまでも責められたかった。そしてどこまでも想ってほしかった。

毬弧碑(まりこひ・造語)も同じ気持ちのように、ピノキヲの腰つきからピッタリと離れたくなかったのです。

まるで二人は同じ呼吸をしあうように‥。

毬弧碑(まりこひ・造語)は全身狂いそうになるくらい感じています。愛する人ととのセックスが、
こんなにも脳みそを刺激するものだとは想ってもいません。

愛情はこのように一体となって結ばれようとしています。
ピノキヲはつぶやきます。

もう行きそうだ。行っていい?

来て。わたしの中にいっぱい入ってきて‥。

色っぽく甲高く発せられた毬弧碑(まりこひ・造語)の言葉には、とても愛情の深さを感じました。

ピノキヲの腰つきは、フィナーレへと加速していきます。

あああ‥行きそうだ!!!行くっ!!!毬弧碑(まりこひ・造語)っ!!!

ドッピュン‥

精子は毬弧碑(まりこひ・造語)の膣の中に埋め込まれました。とても凸凹の空間の隙間には、
二人のあたたかさが充満していきます。

とても気持ちよかった‥。

しばらく抱き合うまま、そっとピノキヲの股間は外されます。
毬弧碑(まりこひ・造語)の膣の中からマン屁の音とともに、白い精液が流れ始めます。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは、毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲのありのままの姿に見とれる中、
気がつくと、暗黒の空間は、すべて小さな太陽の光りによって、埋め尽くされていたのです。

なんとしたことでしょう。

この暗黒を作り出した張本人、ゴールドガリバーは、とても小さい存在へと
見る見る体そのものが、変化を起していくのです。

まるで毬弧碑(まりこひ・造語)たちが、巨人のようになってしまいました。

小さくなったことが悔しいのか、また毬弧碑(まりこひ・造語)たちの見せた光の希望が悔しいのか、
人生観を否定されたようで、ゴールドガリバーは失望のように、ひざまずきます。

そこへ現れたのは、ポセイドン。

笑いながら、ゴールドガリバーに話しかけてきます。
「見損なったぞ。かつてはライバルとまで想っていた貴様が
こんな無様な姿に変えられようとは。」くくく‥情けなすぎる。

しかしポセイドンは気づいていなかったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、この魂の修行を始めてから、ものすごく大きく成長を遂げました。
まさに光りの次元が、邪精霊の予想できる力をはるかに上回っていたのです。

もうそこに半漁人を救った医者の顔であるポセイドンの姿ではありませんでした。

玉手箱の効能を解いた箱だけを、半漁人の治療費として受取った
やはり悔しさだけが、野望の片隅に残るのです。

「半漁人よ、貴様をどうしてもゆるせない。」

半漁人はうすうす感じていました。「因果」とゆう言葉がありますが、
ポセイドンとは、まさに因果の関係にある存在なのです。

そして医者であると同時に、自分自身の運命まで気づかされてしまったポセイドンにとって
みたら、半漁人は目障りで仕方のない存在なのです。

「どうしてこんなヤツと親子なんだ‥!!!」
激しいこころの叫びが医者である胸を襲います。

半漁人は当然知る由もありません。

小さくなった精霊ゴールドガリバーはそんなポセイドンの心情を読み取ります。

精霊同士、多少の読心術はできるのです。

そして額の紋章を輝き始めだすロビンフッドも、ポセイドンのこころの叫びを読み取ってしましました。

「なんてことだ‥。ポセイドンと半漁人が実の親子なんて‥!!」

ハッとしたときには、すでに遅し。ゴールドガリバーも同じように、
読み取った事実を口にしだすのです。

「なるほど、ポセイドン。貴様に子供がいたとはな‥。」

毬弧碑(まりこひ・造語)もあわせて、みんながパニックになり始めます。
でも一番の衝撃を受けたのは、やはり半漁人本人でした。

冷静に自分の気持ちを落ち着かせるように話し始めます。
「ロビンフッド、俺は本当にポセイドンの子供なのか‥。」

しばし、沈黙が流れる中、ロビンフッドは重たそうに口を開くのです。

『親子』だ‥!!

精霊の頭脳で読み取った。読み取ったとゆうより、邪念がものすごい響きとなって、
聞こえてきたんだ。精霊のこころの声がこんなに聞こえてきたのは、この能力を得て以来初めてなんだ。

半漁人は、本当の絶望に襲われます。

するとどうでしょうか。見る見るうちに、ゴールドガリバーの体は本来の鋭気を取り戻し始めだすのです。

「言ったとおりだ。絶望こそ、生命の根源なんだ。」

そうです。半漁人の絶望のこころの魂が、ゴールドガリバーの時空そのものを
増幅させてしまったのです。

ついに知ってしまった半漁人とポセイドンの血縁関係。
そして毬弧碑(まりこひ・造語)たちはあわせて、この状況をどう乗り切るのでしょうか。

しかしピノキヲと毬弧碑(まりこひ・造語)の愛情が作り出した小さな太陽は決して沈むことはありません。

とても【毬弧演(まりこえん・造語)革命】みんなに光り輝くのです!!!

第32キャプター終わり。(照)

2007年4月9日 レスネームかみじょー。

2007年04月08日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第31話5

毬弧碑airu。第31話『一期一会とともに』

竜宮上海岸から、深海へ突入していった毬弧碑airuたち。待ち受けていたのは、
黒いチケットで入場した「試練」だった。いきなり大男のブルーガリバーによって、
危うくディナーコースにして、食べられてしまうところだったのです。

シンドバットの少年時代に味わったトラウマと、そして毬弧碑(まひこひ・造語)の機転によって、
精霊ブルーガリバーのこころをつかみとったのです。

またここに食事を通して、新しい精霊との絆が生まれました。

最後のデザートを食べ終わるなり、もう【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は満腹です。
大男ブルーガリバーは話し始めます。

「僕たち精霊には、3人のガリバーがいる。」みんな3人とも性格は全然違うのだけど、
毬弧碑(まひこひ・造語)もみんなも気をつけて!

そういって、巨大なお皿の上から【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちの深海への道のりを
応援してくれたのでした。

毬弧碑(まひこひ・造語)たちは、お食事が終わるとともに、また大きな亀さんがやってきます。
そして竜宮上深海へ、再び潜っていくのでした。

一方半漁人の命を救った、ポセイドンはとゆうと、
本家の竜宮上に、来るのは、億劫な様子。しかし宿命である以上、
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちを追いかけてくるのでした。

半漁人の手術の際、DNA検査で、親子関係にあたることが発覚したポセイドン。
しかし「医者」とゆう立場を外れれば、またしてもいつもの野望に満ちた
邪精霊へと立ち返るのです。

半漁人はその邪悪な気を感じ取ったかのように、みんなに話しだします。

ポセイドンが追いかけてくる‥。

しかしここで、大きな仮説が生まれるのです。
「みんな、落ち着いてよく聞いてくれ。俺は2度にわたって、ポセイドンから、
闘いにやぶれてしまった。しかし、今は違う。俺には、『虹の旋律』がある。
自在に闘える。そして、ポセイドンはおそらくあれほど『新・竜宮上』に執着を
燃やすとゆうことは、逆に言うと、あいつは、陸が苦手なんだ。」

陸では病院の経営者。しかし水中に入ると、それは邪精霊のポセイドン。
ポセイドンは、水中において、本当の自分の居場所を求めているのではないのか。

半漁人の中では、そんな仮説が生まれてきたのです。

そして気がつくと場面は、大きな長い廊下‥でしょうか。
大きな亀さんは、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】を今度は長い廊下に降ろすだけ降ろして
どこかへ行ってしまったのです。

みんなは不思議そうに、この降ろされた廊下を見渡します。
するとどうでしょう。この廊下は、廊下ではなくって、なにやら、レーンのような
感じなのです。

そうです。そこには、巨大なボーリングで見かけるピンが立ててあるのです。

毬弧碑(まひこひ・造語)たちは、巨大なボーリング場へたどり着いたことに気がつきました。
そしてピンのそばにみんなは固まって、立っている構図となります。

すると向こうの反対方向の端からは、勢いよく巨大なボールが転がってくるのです!!

ドカン‥ッ!!!

ピンは倒されます。みんなは状況を察しました。
毬弧碑(まひこひ・造語)たちは、まるでボーリングのピンに見立てられているのです。
次から次に、ボールは転がってきます。

飛んでくるボールからは叫び声が。

「俺の名は、シルバーガリバー。お前たち、全員をストライクにして仕留めてやる。」

ボールはどんどん転がってきます。
止まる間もなく、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】はよけるだけで精一杯。
みんなはすぐに毬弧碑(まひこひ・造語)だけには、ボールは当たってはならないと壁を作ります。

ロビンフッドは言います!!

「みんな!!毬弧碑(まひこひ・造語)を守れ!!」
そして、あのボールを投げてくる精霊シルバーガリバーのもとへ、
毬弧碑(まひこひ・造語)を連れて行くんだ!!!

みんなも同じ想いです。毬弧碑(まひこひ・造語)はあの精霊のもとにたどり着くことできたら、
奇跡が起きるかもしれない。いつも今までも、毬弧碑(まひこひ・造語)の奇跡を信じてきました。

こうゆう逆境の状況ほど、奇跡を信じずには、いられないのです。

毬弧碑(まひこひ・造語)は、言います。
「ピノキヲ、お願い。わたしを運んでいって。」そう指差す先には、
シルバーガリバーの股間を指しているのです。

ピノキヲには、『天空の翼』があります。毬弧碑(まひこひ・造語)を運ぶことは簡単かもしれません。
しかしもし万が一、飛んでいる最中に打ち落とされてしまったら‥

その恐怖感が頭によぎるのです。

隙をついて、最後の手段は、ピノキヲの天空の翼を使うことにしました。
それが作戦なのです。しかしある程度の位置まで、自力でたどり着かないといけません。

毬弧碑(まひこひ・造語)を一番後方に下がらせ、男4人でボールから守る盾を作りながら、
突き進んでいくのです。まるで苦しみのような痛さ。一球一球のボーリングのボールに耐えながら、

みんなは無いはずの道を可能性として生み出していっているのです。

これが以前、トロッコ乗り場の老夫婦が言っていた、
『竜宮上には、無の空間と有の空間と2つが存在する』だったのです。

いわゆる「試練」のようなボールの球は容赦なく押し寄せてきます。
ロビンフッドは声を張り上げます。

いいか、ピノキヲ。最後の至近距離に近づいたら、一気に天空の翼で、
シルバーガリバーに近づけ。俺たちは、それまで、ピノキヲの羽ばたく体力分まで
蓄えさせてあがるからな!!最後は頼んだぞ。

まるで、ロビンフッドの決死の想いでした。
額には、十字架の紋章が光り輝いています。精霊の頭脳で、読んだのでしょうか。

そして忘れてはなりません。ロビンフッドは、フィアンセの精霊となった姿と同化したとゆうことを。

まるで、ピノキヲと毬弧碑(まひこひ・造語)に自分たちの成したかった想いを託しているかのようです。

ロビンフッドが先頭に立って、負けられません。シンドバットも『鉄の心臓』を手にしている中、
簡単に負けられません。半漁人も、堪えるように、ポセイドンとの次の闘いを想いうかべながら、
今ここで、勝ちたかった。みんな簡単に死ぬわけにはいかない。
そして、それらみんなの熱い想いから、ひとつの大きな『壁』を作り出したのです。

シルバーガリバーは驚きます。「こいつら、なんなんだ。」こっちに近づいてくる!!

どんどん【毬弧碑(まひこひ・造語)革命】の壁は近づいていきます。

そしてついに「至近距離」の領域に入りました!!

ロビンフッドは張り叫びます!!!「ピノキヲっ行くんだ!!チャンスは一回きりだぞ!!!」

ピノキヲは、がっしりと毬弧碑(まひこひ・造語)の身体を抱きかかえました。
そして天空の翼で、飛んでいきます!!

シルバーガリバーは、次のボールを投げるフォームに移りますが、
間に合いません。一気にピノキヲの『天空の翼』を使った頭突きが、シルバーガリバーの片目に炸裂したのです。

これでは、簡単にボールの狙いを定められません。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は叫びます!!「やったーっ!!ピノキヲ!!ナイスだ!!」

そういって、静かに、毬弧碑(まひこひ・造語)をその場に、ボールを投げるスタート地点まで降ろしたのです。

シルバーガリバーはうなりをあげています。
よほど堪えたのでしょうか。悔しさと、自分より身体の小さいみんなにやられたことが、
とても信じられなかった。

常識観を塗り替えられたような想いです。

毬弧碑(まひこひ・造語)は、静かにシルバーガリバーの手を引きながら、そっとレーンの端のソファまで
連れて行くのです。そして巨体な身体のシルバーガリバーの頭を横に寝せて、
ひざまくらをしてあげるのです。

そこで、子守唄を歌い始めます。

♪あなたは、やさしさのために生まれてきたよぉ。
こわがらないで。やさしさを受けとめて。
人間も精霊もみんなやさしい生き物。
いがみ合わないで。手をつないで。こころの体温を感じてちょうだい。
みんながしあわせになるために、生命(いのち)は存在しているよぉー♪

なにやら人生訓めいた言葉で、
毬弧碑(まひこひ・造語)はシルバーガリバーの頭と叩かれた片目をさすりながら、
やさしく声をかけるのです。

シルバーガリバーのこころは、しだいに回復してきました。
なにやら、顔から強みの部分がとれたように、そして毬弧碑(まひこひ・造語)に甘えだすのです。

毬弧碑(まひこひ・造語)はなんだか、その表情を見ているととても可愛くなり、
シルバーガリバーの股間をそっと触りだします。

シルバーガリバーはなんでこんなになったのでしょうか。
毬弧碑(まひこひ・造語)はむしろ、その「こころの底」の部分を知りたかった。

「あなたはなんで、そんなにわたしたちをボーリングの球でやっつけようとしたの?」

お金のため?それとも、自分の信念かしら。

シルバーガリバーは答え出します。
「人間が本当は、うらやましかった。」みんなこの竜宮上に来ては、とてもおいしい思いして
帰っていくんだ。しかし、地上時間と水中時間は、異なるからね。

遊びに夢中になった分だけ、地上に帰ってからとても苦労に悩まされる。

しかし僕たち精霊からしたら、それでもうらやましい。
竜宮上はそんなユートピアな世界なんだ。みんな誰もが時間を忘れるー‥。。

でもね、黒いチケットを買って来る人たちは、僕たちからするとまさに格好の発散の的なんだ。
どうしてもやっつけたかった。人間を仕留めたかった。それが僕らの使命だと想っていた。

「毬弧碑(まひこひ・造語)みたいなやさしい人間もいるんだね。初めて出会った。」

シルバーガリバーは照れくさそうに、そして毬弧碑(まひこひ・造語)は黙って話を聞きながら、
股間をさすって上げているのです。

手コキで感じる毬弧碑airu。おたがい気持ちよさそうな空間に二人の座るソファには、
そんな憩いの時間が存在しているのです。

まるで時を忘れるかのように、毬弧碑(まひこひ・造語)はシルバーガリバーをしゃぶりつきました。

「あなたには、こうした暖かみが必要なの‥。」そのあとに続く言葉はもうありませんでした。

シルバーガリバーは寝そべり、毬弧碑(まひこひ・造語)の加えてくる男根のフェラチオを眺めているのです。
綺麗な髪の毛をなでながら、毬弧碑(まひこひ・造語)に甘えています。

‥こんなやさしい時間が今まであっただろうか。

気持ちよさを通り越して、桃源郷の想いなのです。毬弧碑(まひこひ・造語)の舌唇のやわらかさが、
またたまりませんでした。

「毬弧碑(まひこひ・造語)‥クリトリスも舐めていい?」
恥ずかしそうに、問いかけるシルバーガリバー。まるで身体は大きいのに、
こころは、少年のままなのです。毬弧碑(まひこひ・造語)の裸を見つめる眼差しは、少年の瞳なのです。

「いいわ、じっくり舐めないと、いやよ‥。」声がとても色っぽい。
もう止まりません。愛撫のしゃぶりつくシルバーガリバーは、
毬弧碑(まひこひ・造語)のクリトリスからもう離れようとしません。

あん‥もっと舐めて‥。

シルバーガリバーは視覚の気持ちよさと、そして舌触りの気持ちよさと交互に愉しんでいるようです。

舌を入れるごとに感度を益していく毬弧碑airu。
だんだん舌では物足りなくなってきました。

「あなたのありのままの姿がほしいわ‥。」
そういって挿入をうながす毬弧碑(まひこひ・造語)。にぎったシルバーガリバーの股間は今にもかと言わんばかりに、
ドクンと反応してしまうほど。血流がすべて、亀頭に集中します。

毬弧碑(まひこひ・造語)‥入れていいかい?

抱き寄せながら、接吻をせがみます。それは挿入を盛り上げたい毬弧碑(まひこひ・造語)からの合図。
二人は一体になります。腰をがむしゃらに動かさずにはいられませんでした。

なんて気持ちいいあたたかさ。毬弧碑(まひこひ・造語)の膣の中の空間は、まるで楽園そのものです。

どんなつらいことや、どんな悲しいことなんかも、快楽を通り越して、
全部を嬉しさと喜びに変えてくれる、そんな異空間なのです!

もともと、人はみんなこの子宮の空間から生まれてきました。

その空間に体の一部が入ることで、こんなに生きる喜びを感じることはとても嬉しいことなのです。

これがただの欲望なのでしょうか。毬弧碑(まひこひ・造語)の膣の空間は、常に希望で満ち溢れているのです。

単純に嬉しかった‥。

シルバーガリバーはそうこころで、叫んだ。希望をつかみとったかのように、
必死に何度も何度も腰を動かします。そして毬弧碑(まひこひ・造語)の膣の中をすこしでも自分の男根で、
ぱんぱんに膨れさせたかった。全部を満たしてあげたかった。

男の性でしょうか。シルバーガリバーは今こんなにも充実感を得ているのです!

「毬弧碑(まひこひ・造語)‥もう行きそうだ!!」

その姿は、まさに夕焼けまで駆け回る少年のように、感じるままの声は甘えん坊でも、
達成感へのフィナーレを決めたいシルバーガリバーのこだわりの一言です。

毬弧碑(まひこひ・造語)は言います。

「かけてください‥いっぱいかけて‥。」

言葉にできない気持ちよさが、毬弧碑(まひこひ・造語)の全身を駆け巡ります。

もう発射体性が整いました。激しく腰振るシルバーガリバー。

「行くっ!!!」

あぁぁ‥。毬弧碑(まひこひ・造語)‥とても綺麗だ。

毬弧碑(まひこひ・造語)のお腹にたくさんの精子が放出されます。もうたまりません。
おへそに精子を押し込めたかった。シルバーガリバーはそのくらい夢中になっていたのです。

たかがエロ。
されどエロ。

毬弧碑(まひこひ・造語)は、今日もまた美しかった。そして見守る【毬弧演(まりこえん・造語)革命】も決心の想いでした。

みんなそれぞれ、闘いました。そしてまたもや毬弧碑(まひこひ・造語)はやってくれました。
一回一回のセックスが、革命なのです。

毬弧碑(まひこひ・造語)のセックスは、それだけ魂のこもったものでした。

いや、みんなが、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなにとって、毬弧碑(まひこひ・造語)の母性愛はとても大きかった。

シルバーガリバーは、無線で最後の一人の『ガリバー』ゴールドガリバーに連絡を取ります。

そしてエロの素晴らしさを語りだすのです。

聞いているみんなが驚いていた。

そして無線を終えると言い出します。「君たちは合格だ。」
ゴールドガリバーへは、僕から話をつけていた。だから自信持って行ってこい!!

そしてどうせ行くなら、かならず竜宮上を全部回ってほしい。

黒いチケットだから逃げたくなることもたくさんあるかもしれない。しかし、
君たちならきっと乗り越えれる。僕はこのセックスの感動をずっと忘れない。

シルバーガリバーはこうして見送ってくれました。

お迎えに上がった大きな亀さんは、
あいかわらず冷静に毬弧碑airuたちを乗せて、
竜宮上深海へ沈んでいくのです。

シルバーガリバーから最後の『ガリバー』ゴールドガリバーへとバトンは渡されました。

この先、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】にとって一体どんな試練が待ち受けているのでしょうか。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、毬弧碑airuの一期一会とともに、また大きく強く成長していくのです!!!

第31キャプター終わり。(照)

2007年4月8日 【アイル革命】イベント一年経って レスネームかみじょー。

2007年04月06日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第30話5

毬弧碑airu。第30話

ついにピノキヲから婚約指輪をもらった毬弧碑airu。湖のほとりでは、
月明かりが水面に照らされ、まるで【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなを祝っているかのように、
お月様からは、うさぎさんたちの婚約者も登場し、元気に紅白のお餅をついてくれたのです。

みんなはおいしそうに紅白饅頭を食べました。

そして不思議なことに、それまで重傷だった半漁人は、
うさぎさんたちのパワーをいただいたのか、なんとお餅を食べたことにより、
ポセイドンとの闘いで受けだダメージが一気に回復へ向かったのです。

もちろんそこには、ポセイドンのもう一つの顔、医者である姿が、
半漁人の生命をよみがえらせたのです。

今回はいよいよ竜宮上編へ、突入になります。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、深夜ではありますが、ポセイドンの病院から脱走することに決めたのです。
本当は、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなの泊まれるようにと、部屋まで用意してくれていたのですが、
半漁人がこのように回復をするとは想ってもみませんでしたので、

さっそく旅の出発の準備を始めるのです。

ポセイドンに悪い‥と言えるのでしょうか。むしろ行き先が竜宮上とゆうこともあって、
これから先どうなるのか、分からないのです。

善は急げの勢いで、みんなは荷造りを始めました。

夜明けとともに、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、湿原を抜けてきたゴムボートによって乗り込みます。
うさぎさんの婚約者さんたちも、しあわせそうに出発のときを見送ってくれるのです。

「いろんなお祝いをありがとう!!」ピノキヲが言います。

毬弧碑も「紅白の気持ちを大切に忘れませんわ。」そう言い残し、
みんなで手を振りながら、うさぎさんたちとの別れのときを惜しむのです。

さぁ!ボートは出発しました!!

これからどんな冒険が待ち受けているのでしょうか。

いよいよ竜宮上海岸へと、走らせていくのです!!!

ポセイドンはとゆうと、病院から抜け出した毬弧碑(まりこひ・造語)たちのことを悪くは想っていませんでした。

しかし、半漁人の手術を行う際、精密検査の調べですごいことに気づかされたのでした。
DNA検査で、半漁人とポセイドンは親子だとゆうことに、医学的に分かったのです。

ポセイドンはあらためて、医者である自分を皮肉に想うのでした。

そしてこれまでの生き方を変えることはできない。ポセイドンは『新・竜宮上』を作ることを、
野望に夢みて、毬弧碑(まりこひ・造語)たちとまた闘うことになるのです。

光りの玉のおばあさんだけが、このDNA検査の事実を知りました。

精霊たちはつられるように、竜宮上海岸へ向かいます。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、ついに竜宮上海岸に着くことができました。
これもポセイドンが、半漁人の生死を救ってくれたからです。
そして元気に海岸の浜辺へみんな飛び出していきます。

「やった!!ついに着いたぞぉーっ!!!」
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は声を張り上げられずには、いられません。

ものすごく嬉しいです。太陽の陽射しも海に照り付けてとても眩しい。
毬弧碑airuはビキニでも持って来ればよかったとつぶやきます。

昨夜のこともあり、気持ちに余裕がでてきたのでしょうか。
とてもリラックスしている様子。

そして大きな亀が、水上へ顔を出してきます。
「いらっしゃいませ。」竜宮上へお越しでしょうか。

そこに青いチケットと赤いチケットとあって、大きな亀は、どちらかを買い求めてくるのです。

青いチケットは自由券です。
赤いチケットは割引券です。

それ以上は教えてもらえませんでした。

つまり青いチケットは、フリーチケットとして、料金はいらないとゆうのです。
一方赤いチケットは、割引券なのだから、お金を半額払わないといけません。
といっても、とても高いお値段ではないのです。トロッコの料金が200yenでしたから、
割引券は、1000yenなのです。

しかし毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、違いました。半漁人がうながしたのです。
「俺は湿原の底に、大きな欲に満ちた金塊の山を見てきた。」みんなも見たと想うが、
あれは竜宮上へ行って、駄目になってしまった者たちの
お魚たちのお金をほしがらないといけない身体になってしまった。

ここは青でも赤でもない、正規の料金で行った方がよいのではないか。

適切な判断かもしれません。ロビンフッドも納得したように、額を光らせながら言います。

「その方がよさそうだ。コースが全然違うことになると想うぞ。」

ピノキヲもシンドバットも緊張のまま黙っています。
毬弧碑(まりこひ・造語)は、大きな亀さんに、「正規の料金はいくらでしょうか。」とたずねます。

すると大きな亀さんは、とても困惑したような顔で、話し始めます。
「さすが【毬弧演(まりこえん・造語)革命】さんですね。みなさんのお噂は、精霊十字軍から聞いていました。」
今日はみなさんに会いたいとばかりに、何人かの精霊さんたちもここへお越しになるようです。

「とても愉しみです。」

その亀さんの微笑み方はとてもこわいものがありました。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、一人2000yenコースの正規料金で、黒いチケットを渡されました。

まるでそれは竜宮上とゆう、ユートピアのイメージとはかけ離れたものがありました。
息を飲みながら、みんなは大きな亀に乗って、竜宮上深海へ潜っていきます。

半漁人の才能の奨励として得ることのできた『虹の旋律』を使うことにしました。
半漁人は旋律を口ずさみに奏でると同時に、
自在に【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなも地上の生活と同じ動きができるのです。

大きな亀さんは、玉手箱のもたらした才能の奨励だと把握したのです。

海底へ潜っていくと海の色が層のように変わっていることに気がつきました。

まるで何かの音楽が聴こえてくるかのように、なんとも幻影じみた感じの美しさです。

そこに大きなお皿がありました。お皿には、フォークとナイフが置いてあります。
ともに大きな食器類です。そこで、黒いチケット持ったみんなは亀さんから降ろされるのでした。

そしてそのまま大きな亀さんは、どこかへ泳いでいってしまったのです。

「なんだ?ここは。」まるで、ディナーコースのように、
お皿が5枚ほど、置いてあります。そしてそこに、お肉のステーキが降って来ます。
パンも降って来るのです。前菜の野菜まで降って来ました。そして皿の深いお皿には、
スープまで盛り込まれます。小さな可愛いお皿には、なんとデザートまで降って来る始末です。

呆気にとられる【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、実際に食べれる料理なのか、
手にとって、一口なめたりしてみます。とても出来立てでおいしいのです。

「これを僕たちが食べていいのか?」ピノキヲはお腹を空かしたかのように、
よだれをぬぐいながら、問いかけます。

するとお出ましかのように、精霊の姿が現れるのです。

「ようこそ!深海グルメのディナーコースへ。」そういって現れたのは、なんとも大きい
まるで巨人さんです。といっても、この並べられたお皿に比べて、体はむしろ小さいです。

僕の名は、ブルーガリバー。

食欲が大盛だから、このくらい食べないと気が済まないんだ。
そしてね、君たちは、黒いチケットの入場者でしょ。特別に僕は君たちを食べてもいいことになっている。
ここの竜宮上では、そういった決まりなんだ。

生死は関係ない。ただし、黒いチケットを持った入場者に限らせてもらう。

だんだん意味がつかめてきました。危険は伴いますが、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、まさに格好の
修行場に足を踏み入れたのです。

ブルーガリバーはとても温厚そうだけれども、でも身体はがっちりしていて、
とても【毬弧演(まりこえん・造語)革命】が束になっても敵う相手ではありません。

いっぱい食べているだけあって、とても頑健な体つきのようです。

ブルーガリバーは、大きなフォークを持って、抱える格好で、毬弧碑(まりこひ・造語)たちに話しかけてきます。

「食べていいのか?君たち。」

「いい訳ないだろ!!いい加減にしろ!大男!!」
シンドバットは怒鳴りあげます。すると『鉄の心臓』を持ったシンドバットに、
ブルーガリバーは、フォークをそのまま刺してきました。

ガッチリ抑えるシンドバット。効かない様子に驚いています。

「君も天の奨励を得ている人間だったのか‥。」おだやかな表情にこわみが益します。

シンドバットは言います。「みんな僕にこのブルーガリバーと闘わせてくれ。」

続けてシンドバットは話し始めます。
僕は幼い頃、学校で仲間はずれにされたことを、以前話した。
家も貧しく、うちは、給食費も払えなかったんだ。それで、給食費払ってないからと、
いじめるクラスメイトの目が気になって、給食もちゃんと食べれなかった。

この大男、おかしいよ。自分の身体にあっていない食事の摂取をしている。
それゃお金があったらなんでも食べていいのかって言ったらそうかもしれない。
力(権力)があったら、なんでも食べていいのかって、言ったらそうなのかもしれない。

昔は言えなかった。僕は僕の考えを言えば、それだけで仲間はずれにされたものだ。
みんなは、僕が給食費を、払えなかったとゆうことだけで、僕はどんどん孤立化していったんだ。

正しい大人が聖職者になれているのか。
もしそのとき、ほんの一人でも、幼い僕に協力してくれる大人の先生がいたら、
僕はどんなに助かっただろうか。いつも一人だった。そしていつも青い絨毯に話しかけていた。

それが僕の幼年期の姿だ。しかし今となっては全然恥ずかしくない。
それはこうして、なんでも打ち明かせる仲間にめぐり合えたから‥。

みんなは決めました。シンドバットの決意に身をゆだねたかったのです。
ひょっとしたらこの大男、ブルーガリバーに食べられてしまうかもしれません。

しかし賭けてみたかった。シンドバットの勇姿に賭けてみたかった。

「大丈夫。僕は鉄の心臓を持っているから。」そう笑って、ブルーガリバーに向かって行ったのです。

ドサッ‥!!

あたりまえです。とても敵うはずがありません。毬弧碑(まりこひ・造語)は決めました。

「シンドバットさん、ズボンを脱いで。」

え?「早くして!!」

毬弧碑(まりこひ・造語)はすぐさまシンドバットの股間をフェラチオで大きくして、膨らませるのです。

なんともいやらしく、そしてその加え方の芸術性がとても美しい。
チュパチュパ音が深海に響き渡る中、ブルーガリバーの股間も大きさを益していくのです。

「綺麗な妖精みたいな乙女だ‥。」
毬弧碑airuのフェラの模様に、目を奪われだす、ブルーガリバー。

思わず、力を込めて握りしめていたフォークはゆるやかに、お皿の上に戻されます。

『適正な食事が大事かもしれない‥』なぜか毬弧碑(まりこひ・造語)のフェラチオの姿を見ていると、
そんな初心の気持ちに立ち返るのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)‥僕のもしゃぶってくれないか?

ブルーガリバーは、そうしてズボンを見とれるまま降ろし始めました。

もちろん身体は大きいと言えど、毬弧碑(まりこひ・造語)の加えれない範囲の男根ではありません。
毬弧碑(まりこひ・造語)は、静かにブルーガリバーの股間を舐め始めました。

「おいしい‥我慢していたのね。我慢汁でいっぱい‥。」

チュパチュパ、大きなキャンディを嘗め回すように、華麗できらびやかな、毬弧碑(まりこひ・造語)の
フェラチオ運動。ところどころの動作に、ブルーガリバーの顔を見つめる視線が
またたまりません。

ブルーガリバーは、言います。
「入れたいんだけど、いい?」

毬弧碑(まりこひ・造語)はじらします。「わたしたちを食べようとしたのに、入れたいのかしら?」

続けてフェラチオ運動を繰り返します。
どんどん亀頭の先は濡れてきます。もう行きそうになるのです。

入れたかった。この乙女の膣の中の空間の桃源郷を肌に感じたかった。

全身の性感をすべて、棍棒に集中させたかった。それほど毬弧碑(まりこひ・造語)のフェラチオにとりこになったのです。

「ごめんなさい。もう食べません。」だから入れさせて‥

ドクン‥

もうその言葉に毬弧碑(まりこひ・造語)も、この甘えた声を発するブルーガリバーを挿入させてあげたかった。

そして感じたかった。どこまでも、甘えた声で責められたかった。

「いいですわ‥。いらっしゃい。」

ブルーガリバーはもうその一言に、無我夢中に入れてくるのです。
そして毬弧碑(まりこひ・造語)を抱きかかえ、お皿の上で、駅弁のような格好で、腰を動かし始めます。

どこまでも激しく揺れるブルーガリバー。
大きな身体が、毬弧碑(まりこひ・造語)の胸の乳首を甘えるように舐めまわすのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、頭を抱え、よしよしのポーズを始めます。その姿に
撫でられているブルーガリバーの股間は、毬弧碑(まりこひ・造語)のやさしい膣の中で、
勢いと大きさを益していきます。

「ああぁ‥もう行きそうだ!!行っていい?毬弧碑(まりこひ・造語)っ行っていい?」

行かせないわ。あなたはもっと‥はぁはぁ‥わたしにあまえてちょうだい‥。」
感じる声をふりしぼり、毬弧碑(まりこひ・造語)は、巨体の身体のブルーガリバーの肩を嘗め回し、
爪を立て、噛みだします。あま痛さと、快感と入り混じって、
ブルーガリバーは大きく声を張り上げます。

「ああぁ!!!なんて天使の妖精みたいなんだ。」行きたいっもう行きたい!!!

いいわ‥いっぱい出して‥「わたしの口にいっぱい出して‥。」

行くっ‥!!!

あぁ‥。ブルーガリバーは声にならない快感の気持ちをそのまま自分の亀頭から
放出される精子全部に、発射させました。

毬弧碑(まりこひ・造語)は綺麗な舌使いで、すべてを受け取ります。

まさに【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなが騒然とするとても美しい光景でした。

シンドバットは、とても嬉しそうに毬弧碑(まりこひ・造語)をみています。

男の力さ加減も、とりこにしてしまった毬弧碑(まりこひ・造語)は、まさに献身の賜物です。

ブルーガリバーは言います。
「僕はこれから適正な食事を食べるよ。そしてシンドバットさん、ごめん。」
痛かったかい?気にするように、シンドバットに話しかけます。

いや、いいんだ。分かってもらえたなら、とても嬉しい。

幼年期の頃、給食費を払えずに、クラスののけ者にされしまったシンドバット。
もし、あの時がなかったら、今こうしてブルーガリバーと握手をすることができただろうか。

遠い昔、頑張った自分に感謝をするのです。

人生とは不思議なもので、先ほどまで、食事をめぐって殺気立っていた
ブルーガリバーも、分かち合いの気持ちからでしょうか。

「冷めるから、みんないっしょに食べよう!!」その方がおいしいよ!!

そういって、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】みんなは、大きなお皿に乗ったディナーコースを
おいしく食べあったのでした。

竜宮上の黒いチケットで入場した毬弧碑airuたち。これからどんな展開が待ち受けているのでしょうか。

すこし早めの夕食はこうして、とても愉しいお食事会となったのでした。

第30キャプター終わり。(照)

2007年4月6日 楓アイルさん【アイル革命】発売一年経って レスネームかみじょー。

2007年04月05日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第29話5

毬弧碑airu。第29話『うさぎさんたちの紅白饅頭』

ついに【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、湿原を抜けて、
ポセイドンの経営する病院へたどり着くことができました。
半漁人は、生死をさまよっています。

みんなが心配を見守る中、
しかしゴムボートで毬弧碑(まりこひ・造語)からセックスのあたたかみを肌に感じ取ったポセイドンは、
今までの悪意が取れたように、、

いやむしろ今となっては、半漁人を救う医者の顔になっているのです。
どうしたことなんでしょう。

ゴムボートは、急いで湿原を駆け抜けて、ポセイドンは、すぐさま病院に着くなり、
白衣に着替えて、オペの準備に入るのです。

それほど毬弧碑airuに悩殺されたのでしょうか。

もっと違う次元から着ている正義感を感じ取らずにはいられません。

手術室にオペのランプが点滅します。そしてタンカで急いで半漁人は運ばれるのです。

当然ながら、毬弧碑(まりこひ・造語)たちと言えど、手術室には入ることはゆるされません。
もうこうなってしまった以上、ポセイドンを信じるほか、ないのです。

「本当に、半漁人のヤツ大丈夫なのか。」ロビンフッドはつぶやきます。

シンドバットも「僕もポセイドンだけは信用できない。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)は信用している。」

ピノキヲも言います。「毬弧碑(まりこひ・造語)があの時、傷ついたポセイドンも助けなかったら、
どうなっていたのだろう。」まだ確かに助かったわけではありません。
しかし、何か、毬弧碑(まりこひ・造語)とのセックスを得て、生気を取り戻したポセイドンは、
奇跡を信じることができそうなのです。

そして、見守る毬弧碑(まりこひ・造語)は、また違いました。
とても澄みきった顔をして、半漁人のおかえりを愉しみに待っているのです。

一方手術室の半漁人とポセイドンは、とゆうと。

娘のマーメイドは戻ってきていました。ポセイドンもそうなのですが、
自然治癒力が高いような気がするのです。半漁人に叩かれた手もだいぶ回復をしていました。

自然治癒の能力には、条件があります。

それは自然から愛される存在であること。
ポセイドンもマーメイドもいくら悪さをするとは言え、
この法則を保つために、一度傷ついてしまった場合は、自然に還る努力をするのです。

ポセイドンに関しては、毬弧碑(まりこひ・造語)の魅力が自然治癒能力を高めました。

しかし自然治癒能力を持つポセイドンがなぜ、医者になったのでしょう。
真剣に患者である半漁人を見つめる姿は、まさに本物の姿なのです。

‥手術は5時間にもおよびました。

ぐったりとしたポセイドンは、両手に脱力感を覚え、やっと一息をつくのです。

「人生とはこんなにも皮肉なのか‥ふふふ。」

上向き加減に、手術の達成感と、自分の存在をあざ笑うように、
ポセイドンはそうつぶやくのです。

そして【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちに伝えに行きます。

「手術は成功した。」

半漁人は3日間入院してもらう。しかしな、旅をしているお前たちに手術代が払えるのか。

そうです。手術を受けるとゆうことは当然お金もかかってくるのです。
請求額を知り、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは驚きました。

そこへ光りのおばあさんが現れるのです。
「ポセイドンさん、今回の半漁人さんのダメージはあなたの嫉妬から始まったものではないでしょうか。」

ポセイドンは、さすがにこう言われると言い返す言葉がありません。

そこで、シンドバットが、見せだします。

なんと玉手箱です。そうです。あの時、毬弧碑(まりこひ・造語)に頼まれてポセイドンを
湿原の底まで拾いに行った際、とても綺麗な箱だったので、いっしょに持って帰ってきていたのです。

シンドバットは自信持って堂々と答えます。
「ポセイドンよ。この玉手箱は、とても値打ちのあるものではないのか。
よかったら、これをあげるから、半漁人の手術代は、目をつむってくれ。」

光りのおばあさんも言い出します。
たしかにその箱は、とても値打ちの高いものです。
シンドバットさん、逆にいいのですか。もともと半漁人さんの『虹の旋律』は、
その玉手箱からもたらされたものです。それがこうして箱だけを
ポセイドンにお渡ししてよいのでしょうか。

しかし毬弧碑airu始め、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】みんなはシンドバットの決意に変わりはありませんでした。

とゆうのも、半漁人は一命をとりとめたのです。
仲間であることの方が、値打ちなんかより、ずっと素晴らしいのです。

ポセイドンも光りの玉のおばあさんも関与していることだし、
納得をせざるをえませんでした。

「分かった。そこまで言うなら、この玉手箱で手を打とう。」

半漁人は一刻も早く全開させる。俺が約束する。
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は喜びだします。お金に換えられないのは人の魂なのです。
魂はお金を積んで磨けるものではありません。

そのための毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、今まさに修行なのですから。

こうして【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、ポセイドンの経営する病院で、3日間半漁人の回復を待つこととなりました。

病院の屋上に登ってみると、とても大きな夕焼けが照らしています。

いっしょに光りのおばあさんもいました。
みんないっしょに夕焼け空にたそがれているのです。

「今日はとても長い1日でしたね。」
おばあさんは、うながします。それに応えるように、ピノキヲも言い出します。

「よかった。占いが外れて!!」
半漁人の生命は、毬弧碑(まりこひ・造語)のエロの奇跡が運命を変えたのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、みんなをしあわせにしていっているかもしれないね。

でも毬弧碑(まりこひ・造語)自身、ポセイドンとの闘いに、半漁人ひとり背負わせていたことに、
やはり気持ちのいたたまれさは、ぬぐいきれないのです。

ピノキヲはそっと励ますように、毬弧碑(まりこひ・造語)の手を握ります。

「僕たちは勝たなければ、意味がない。」
そのための人生だから。今ここで躊躇していてはだめだ。半漁人だって、分かっている。
分かっているからこそ、トロッコの上にいる僕たちに助けを求めたりしなかったのではないのか。

「確かにその通りですね‥。」回復を信じましょう!!!
毬弧碑(まりこひ・造語)も、元気に夕焼けにそう気持ちを募らせるのでした。

光りのおばあさんは、こんなことを言い出します。

『五つ星』って知っていますか。
五つ星は、5人の仲間がみんな何らかの特殊な能力を身につけることで、
実現するいわゆる『結界』のことです。

半漁人さんは今回の闘いにおいて、『虹の旋律』とゆうどこでも自在に
空気を作りだせる才能を身につけることができました。

この中で、才能の奨励を天から取得していないのは、誰だか分かりますね。

そうです。毬弧碑(まりこひ・造語)だけなんです。

おばあさんはうながします。「五つ星を手に入れた際は、その結界は、
いとに簡単に崩れることはありません。それが『結界』なのですから。」

毬弧碑(まりこひ・造語)は想います。
「わたしが才能の奨励を得ることができたら、みんなを守ってあげれるんだ。」

しかし光りの玉のおばあさんは、毬弧碑(まりこひ・造語)のそんな心情を見透かしたように
言葉を続けます。

「乙女の場合はね、才能の奨励を得ることはとてもむずかしいのですよ。」

なぜかというと、もともと乙女は母体を授かるために身体の作りができています。
つまり『才能の奨励』とは、母体になることを指すのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、これから『母体』とゆう存在とは別に、才能の奨励を得なければならないのです。

それが五つ星を生み出します。
そういっておばあさんは、夕焼けのもとに消えていきました。

みんながこの命がけの修行の中、才能の奨励として、魂の進化を遂げた。
毬弧碑(まりこひ・造語)にプレッシャーがかかるのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。「みんな今日はわたしを一人にさせてもらえないかしら。」

すこし落ち込んだ様子で、毬弧碑(まりこひ・造語)は屋上から降りていきました。

ポセイドンは、みんなの泊まる部屋までも用意してくれたのです。
しかしそこに毬弧碑(まりこひ・造語)の姿はありませんでした。

夜も更けこみ、毬弧碑(まりこひ・造語)は病院の近くの湖にいます。
ひざを抱えながら、ぼんやりとお月様を眺めているのです。
湖の水面にも、おぼろげなお月様の面影が映し出されていました。

「才能の奨励か‥。」頬杖をついて、考え込む毬弧碑(まりこひ・造語)。

やっぱり想ったとおりだ。
ふり返ると、そこにピノキヲが立っていました。

「毬弧碑(まりこひ・造語)、すこし話があるんだけど、いいかな。」
何かしら?ピノキヲ。わたしは今、頭いっぱいなの。

ピノキヲは、お構い無しにお話を続けます。

『婚約指輪』だ。左手出してみて。

「え‥?」なんか呆気にとられる毬弧碑airu。いつも予想もしていないのです。

ピノキヲはキスをしながら言います。

「僕たちコンクールの前に結婚しないか。」

「えぇっ!!?」どうして急に!!?とまどう毬弧碑airu。

‥放っとけないから、結婚してほしい。

毬弧碑(まりこひ・造語)はびっくり仰天です。無理もありません。才能の奨励を気にしていたばかりだったのですから。

光りの玉のおばあさんの話を聞いても想ったんだ。

「毬弧碑(まりこひ・造語)、僕の子供を産んでほしい。」だから結婚したい。
ピノキヲの求める声に、毬弧碑(まりこひ・造語)は、股間を濡らしながら、受け答えします。

「こちらこそ、お願い申し上げます。」

そう言い放ち、左手の薬指には、とてもまぶしく光り輝く指輪がはめられたのです。

その時に、不思議な光景が始まりました。

湖に立ち浮かぶ月明かりは、満月を想い描いています。
その月明かりが、一直線に湖の水面上に、一気に降りてきたのです。

眩しさに目を細めあう毬弧碑(まりこひ・造語)とピノキヲ。

すると、その満月の月明かりの中から、2匹のうさぎさんが登場します。
きねとうすを持って、2匹のうさぎさんは、ぺったんぺったんと餅をつき始めたのです。

踊りながら、そして舞いながら、とても愉しそうに餅つきは始まりました。

毬弧碑(まりこひ・造語)は昔、実家が和菓子屋さんとゆうこともあり、
お餅に関しては、父と母が、よくお正月になれば、とてもおいしい餅つきで
お餅を作ってくれたことを思い出したのです。

光景がとてもよく似ていました。

2匹のうさぎさんは、懸命に餅つきをしてくれます。
そして丹念についたお餅に、あんこを入れているのです。

「さぁとてもおいしいよ。毬弧碑(まりこひ・造語)、おめでとう!!」
出来上がったお餅を見てみたら、なんとそれは、白と赤の紅白饅頭です。

二人は静かに食べました。そして嬉しそうに抱き合うのです。
もううさぎさんの見ている目など気にしていられないほど、いやらしい情緒に走ります。

二人は湖の月明かりを背景に、ピノキヲは毬弧碑(まりこひ・造語)の洋服を脱がして行きます。

毬弧碑(まりこひ・造語)も、ピノキヲのズボンを降ろし始めるのです。
二人は、裸体のまま、身体と身体がもつれ合います。まるで今まで離れ離れになっていたかのように。

もういきなり我慢できなかったのか、シックスナインの体性に入ります。

おたがい大事なところを嘗め合い、確かめたかった。
とてもあんこの味とからまって、とてもおいしく感じる愛液なのです。

「あぁ‥ん、いやん。ピノキヲもっと責めて‥。」
毬弧碑(まりこひ・造語)はとても責められたかった。とても責められて、そして自分の不安を振りほどいてほしかった。

チュパチュパ音だけが、二人の鼓動のようにこだまする。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、責められる快感に酔いしれ、ピノキヲの股間から口つげが離れます。

あぁ‥もっとして‥もっと嘗めて‥!!!

ピノキヲはもう指を挿入して、毬弧碑(まりこひ・造語)のクリトリスの勃起した姿と両方を責めたかった。

よじれかえるように、快感を堪能する毬弧碑(まりこひ・造語)。

今までこんなに感じていたことがあっただろうか。
ピノキヲの責めへのプレィの興奮は、もう止まりません。毬弧碑(まりこひ・造語)はどこまでも責められたかった。

幼年期の自分を思い出すのです‥

とてもつらく年中季節の和菓子を路上にて売り歩きました。
いろんな大人の人に、絡まれたりもしたりしました。

何度も、もうだめかと想いました。

人生の転換を図ろうと、トップヒロインまで駆け巡った毬弧碑(まりこひ・造語)でしたが、
そこもやはり、路上のお菓子を売っていたときと変わりませんでした。

妬みや嫉妬や、また大人の策略だけと闘っていた。

いつしか、自分の姿は見えなくなり始めました。記憶がなくなったのは、それからです。

今毬弧碑(まりこひ・造語)は、ピノキヲから責められている。幼少からの自分を思い返していた。
そしてついに、毬弧碑(まりこひ・造語)は、ピノキヲと結婚することを決意したのです。

気がつくと、ピノキヲは毬弧碑(まりこひ・造語)のあたたかい空間へ、入れてきていました。
涙がこぼれる毬弧碑airu。しあわせをなんだかもう一度考える。

腰つきが、息のぴったりのように、動き出す。男と女とはこうゆう姿かもしれない。

餅をついていた2匹のうさぎも、雄と雌の婚約者なのです。
縁起が縁起を呼ぶことは、よくある話です。

毬弧碑(まりこひ・造語)はどこまでも強く豪快に責められたかった。

こんなに責められたいと想ったことは、今までなかった。それがとても気持ちいい。

どれくらいの腰つきのストロークがあったのでしょうか。
ピノキヲは言います。

毬弧碑(まりこひ・造語)‥お口の中に全部を出していい?

飲んでほしいんだ。一滴も残さず僕の精子を飲んでくれ。

「いっぱいください。」ピノキヲ‥大好き。

気持ちにできない言葉がピノキヲの手をぎゅっと握りしめ、二人の正上位は加速します。

あぁあ‥もうだめだ!!いきそうだ!!いく!!行っていい?

『ピノキヲー‥。』

『毬弧碑(まりこひ・造語)っ‥行くっ!!!!』

ドッピュン‥毬弧碑airuの口の中にたくさんの精子が放出されました。
そしてゴクゴク飲んでしまう毬弧碑(まりこひ・造語)。今日この味を生涯忘れることなさそうです。

こうしてピノキヲと毬弧碑airuは、婚約をしました。

2匹のうさぎさんたちは、とても嬉しそうにお餅を囲んで踊っています。
すると、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなが駆けつけてきました。

なんとそこには、意識を取り戻した半漁人が、シンドバットの肩に寄りかかって、
歩いてきているのです。毬弧碑(まりこひ・造語)もピノキヲも驚きます。

そしてみんな駆け寄って行って、毬弧碑(まりこひ・造語)の左手の婚約指輪に突っ込みの言葉が入るのです。

実はみんなの方が、毬弧碑(まりこひ・造語)を心配していました。
ピノキヲの行動に、むしろほっとさせられたのです。

紅白饅頭をみんなでお祝いの意味で食べ始めます。半漁人は、そのお餅の効能なのか、
一口食べると、それまでのダメージが嘘のように、消えたのでした。

うさぎさんたちは、嬉しそうにぺったんぺったんとお餅をいつまでもつくのでした。

第29キャプター終わり。

2007年4月5日 楓アイルさんお誕生日より一ヶ月後より レスネームかみじょー。

☆バースディ☆一ヶ月☆゛5

(日付変わって)お誕生日からちょうど一ヶ月です。今日も大好きです!!(照嬉)

2007年4月5日 レスネームかみじょー。
kamizyo_manga at 00:00|この記事のURL│ │かみじょー:【美代子】 

2007年04月04日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第28話5

毬弧碑airu。第28話

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、半漁人の要望で、竜宮上にコマを進めることにしました。
しかし竜宮上へ行くには、湿原地帯をくぐり抜けないといけません。

湿原地帯を渡るために欠かせないトロッコ乗り場では、一組の老夫婦がいます。
老夫婦たちは、竜宮上のこわさを身の体験話から、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】に語りだしました。

そして湿原をトロッコで渡るところに、
お金をえさにほしがるお魚さんたちに遭遇するのです。
お金を渡すことを、毬弧碑(まりこひ・造語)は、断固として拒否すると、お魚さんたちの鳴き声によって、
トロッコは急停車をせざるをえない状況になってしまいました。

不審に思った半漁人は、湿原の中へ調査しにいくのです。

すると、そこでは金貨の山が、湿原の底では群がっていたのです。
そうです。黒幕がいました。

その名は、ポセイドン。

かつて、半漁人と毬弧碑(まりこひ・造語)と【毬弧演(まりこえん・造語)革命】と一戦を交えた精霊の悪者です。

竜宮上に匹敵する『新・竜宮上』を作り上げることが、ポセイドンの夢。
半漁人はここで、ポセイドンの野望に遭遇してしまったのです。

そして闘いは始まりました。

始めの一撃で、半漁人は大きなダメージを背負ったものの、
毬弧碑(まりこひ・造語)の妄想痴女プレィによって、反旗を翻したのです。

さぁ攻防戦は繰り広げられます。

半漁人は、毬弧碑(まりこひ・造語)の妄想パワーを得たことによって、勝てるのでしょうか。

引くわけには行きません。半漁人は唸りをあげます。
首締めで気が遠のいていた、それまでの姿が嘘みたいです。

ポセイドンは言ってきます。
「半漁人、お前のパワーはすごいものがある。どうだ、いっしょに手を組まないか。」

ふざけるな!!あのとき、俺たちの仲間【毬弧演(まりこえん・造語)革命】を殺そうとしただろう。
ポセイドンだけは何が何でもゆるさない。

湿原の底で光り輝く半漁人。みんなのパワーがまるで照らしているかのようです。

そこへ、一人の亀に乗った、浦島太郎が現れます。
玉手箱を片手に、湿原の底をのろりのろり歩いているのです。
「やぁポセイドン。相変わらず血の気が多いなぁ。」笑いながら話しかけてきます。

うるさい!浦島太郎。竜宮上で遊び呆けているお前などに言われたくない。

ポセイドンも半漁人も調子の狂った様子。なんとものんびりとした男の子なのです。

「あなたは水の中でも、この湿原の底でも自在に泳げるんですね。」
褒めているのか、そうでないのか、半漁人に話しかけてくる浦島太郎。

俺たちは今竜宮上に行こうとしている。
行き方をよかったら教えてもらえないだろうか。

素直にトロッコの上で待つみんなのことも、半漁人は話しました。
すると浦島太郎は、「竜宮上は最高の修行の場所だよ。」なんと言ったって、
有の場所と、無の場所と両方あって、どちらに行って過ごすかによって、
まったく時間の感じ方が変わってくる。

「ひょっとしたらあなたは、進化するかもしれないなぁ。」
半漁人をまじまじ見ながら、浦島太郎はそう話すのです。

そして手に持っている玉手箱を、半漁人にプレゼントしました。

「なんだ?これ。」まるで呆気にとられていると、浦島太郎は言います。

ポセイドンはやっかいだよ。あなたはこれから死ぬかもしれない。
しかしね、もし万が一のとき、この玉手箱を開けてごらん。闘いに勝てるかもしれない。

そう言って浦島太郎は、どこかへ亀とともに泳いで去って行くのでした。

黒い箱の玉手箱に、銀色の鮮やかな模様がほどこされていて、
なんともきらびやかな装飾品のようです。

また一気に緊迫した雰囲気が漂い始めました。

ポセイドンはすごくにらみつけています。それもそのはず。玉手箱の言い伝えをよく知っているからです。

「どうして、半漁人なんだ?くそっ納得がいかない!!」
何やら玉手箱をもらったことで悔しがっている様子。

半漁人は、何がなんだか分からず状況が今ひとつ飲み込めていません。

そこへ背後から、マーメイドが現れます。
半漁人に目隠しをしてしまったのです!!気をとられたことにより、
玉手箱も奪われてしまいます。そして、その瞬間にポセイドンが大きく拳を振り上げてきました。

水泡の混じる中、とてつもない衝撃波が、半漁人のお腹を直撃します。

くの字に身体が折れてしまう半漁人。
あばらの骨を2,3本いかれてしまったかもしれません。
何やら、布のようなもので、顔を覆われ、そしてそこに打撃を喰らったものだから、
苦しくて仕方ありません。

ポセイドンは、底を蹴り上げ、大きく上空に飛び上がります。
そして、「ズドン」っと底に横たわる半漁人に頭を叩きつけるのです。

ゴボゴボゴボ‥

湿原の底に半漁人はめり込んでしまいます。
そしてポセイドンは、足で半漁人の顔を踏みにじりながら、こうつぶやきます。

「もう一度聞く。仲間にならないか。」
娘のマーメイドも笑いながら見ています。

悔しくてたまりません。しかし首を振るわけにはいかないのです。
もしここで自分がやられでもしたら、それこそ、トロッコの上で還りを待つみんなに
申し訳が立たない。半漁人は、言います。

「玉手箱は‥くれてやる‥。しかしぜったい‥俺はお前のことを‥

ゆる‥さ‥な‥」

半漁人は半分、人間でできているため、激戦の水中攻防に耐えきれず、
死に絶えました。

ポセイドンとマーメイドの笑い声が湿原の底で鳴り響きます。

その笑い方がなんともいやらしい俗物のようでした。
何か魔物にでもとり着かれているかのように、いや、ポセイドンそのものが魔物の存在と
化してしまっていたのです。

悪のパワーは、悪意じみるとどんどん膨れ上がります。

ポセイドンは、半漁人をこの湿原の底に穴を掘って埋めることにしました。
スコップで掘っていくと、近くに留めていた、ゴムボートのモーターが軌道します。
そして湿原の上へ、そのまま鎖を紐解いて、進んでいったのです。

今更ポセイドンは気にしません。なんと言っても、玉手箱を手にしたのですから。

娘のマーメイドと二人で、半漁人の身体を埋めようとしたその時、

半漁人の目が、ギラリと光りだします。
生きているのか、死んでいるのか、そんなことより、その気迫の顔がとても恐ろしい。
また目隠しをしようと、マーメイドは布を手にしたその時、

半漁人の拳が、マーメイドの手を引き裂きます。
その場で半漁人は暴れだしました。ポセイドンは、驚くのあまり、
玉手箱をなぜかかばう動作をしたのです。

欲の深さが、とっさの判断を鈍らせました。

半漁人は、目が光ったまま、何連打もの拳を一気にポセイドンの顔へ炸裂させたのです。

ポセイドンは、息もしていません。苦しさのあまり目の焦点がよがんできています。

百発以上もの連打を浴びさせたのでしょうか。ポセイドンが今度は、
半漁人を埋めようと掘った穴に、自分の身体が堕ちてしまったのです。

娘のマーメイドは驚きのあまり逃げようとします。

しかし無意識状態の半漁人は、もうその姿を気づきません。

半漁人は、そのポセイドンが倒れる穴に自分も倒れていきました。
目の光りはその時点で、途絶えてしまったのです。

そして時間は流れます。

どのくらい経ったのでしょうか。

半日以上経ったのかもしれません。半漁人の顔の前には、浦島太郎が渡して行った玉手箱が、
置かれてあります。時間の経過とともに、玉手箱の結んでいた紐が、ゆるくほどけかかっていたのです。

玉手箱は、静かに開かれました。

すると半漁人の前に、一人の妖精が現れるのです。

「正しき行いをする方には、ちゃんとそれなりの報いがあるものです。」
あなたは最後まで光りを信じました。お礼にこれを受け取りなさい。

天の奨励とゆう意味で、半漁人には、身体全体に光りの帯で覆われ始めます。

それは、まるで天の羽衣。そうです。半漁人の身体は癒されていくのです。
体中が七色に光りだしました。なんとも虹のような輝きを放っています。

そうです。この場において半漁人は、『虹の旋律』を手に入れたのです。

旋律とは、水中において、自由自在に旋律のドルフィンを奏でることができるとゆうのです。

まさに水に生きる男にとって、宝物の奨励となりました。

そしてそれだけではありません。水の中に自在に息のできる空間を作り出すこともできるのです。
まさに【毬弧演(まりこえん・造語)革命】にとても大きい旅のアイテムを半漁人は命をかけて手に入れたのかもしれません。

半漁人は『虹の旋律』を奏でました。トロッコの上で還りを待つみんなのもとに、
旋律の虹の音色は届いたのです。そしてみんなは湿原の中を音色をつたって、
やってきたのです。毬弧碑airuは驚きました。半漁人の拳闘ぶりが、一目で
底の光景を見ただけで、うかがえたのです。

半漁人は一命はとりとめたものの、ボロボロに横たわる姿。
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは半漁人を抱きかかえて、トロッコの上空へ運んでいくことにしました。

「なんとかわいそうに‥こんなに傷ついてしまって。」
毬弧碑airuは泣き出します。先ほどの妄想痴女プレィから、数時間のあまりに、
このような状態までなってしまって。

みんなは冷静になると、半漁人がゴムボートを湿原の底から運んでくれたことに気がつくのでした。

止まってしまったトロッコは、近くに浮かんできたゴムボートに乗り込みます。
一刻も早く脱出しなければいけません。
当初のロビンフッドの嫌な予感は、当たっていました。

「竜宮上とは一体どんなところだろうか。」
すると、『精霊の地図』はしゃべりだしたのです。

「竜宮上へ行く前に、お医者さんへ行かないといけません。」

なんとも無機質な感じで、『精霊の地図』はしゃべるのです。
「その男は、あと5時間もしたら、死んでしまいます。」早く医者に見せなさい!!

そう言い放ち、地図は、竜宮上の近くの病院の行き先を照らすのでした。

みんなは考えているひまもありません。
すぐに病院へ向かうのです。毬弧碑(まりこひ・造語)はその前に呼び止めます。

待って!シンドバットさん、お願い。もう一度湿原の底に行って、
半漁人さんと闘った、ポセイドンさんの姿もここまで運んでちょうだい!!

早くして!早く!!

みんなは毬弧碑(まりこひ・造語)の指示通り、敵であるポセイドンの姿もゴムボートに乗せることにしました。

そして竜宮上の行き先から、横道それて、病院へ駆けつけるのです。

ピノキヲは占いを始めます。
ダウジングの赤いボタンは、くるくると回り始め、半漁人の一命に関して占い始めるのです。

問いかけの気持ちに「イエス」ならば時計回りに。
問いかけの気持ちに「ノー」ならば時計と逆回転回りに。

「半漁人はかならず助かります。」
静かに、ダウジングのボタンは、時計と反対方向に回り始めました。

「そんな‥馬鹿な‥」ピノキヲは愕然とします。

一方ポセイドンはこれだけ半漁人を苦しめました。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)の要望で、
いっしょに病院へ運ぶこととなったのです。

ピノキヲは問います。
「ポセイドンは助かりますか?」
ちゃんとした疑問系で問いかけた、ボタンの回転は、時計方向へ回り始めるのです。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなが悔しい気持ちに包まれます。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、ポセイドンに愛撫を施します。
病院へ行くまでの間、ゴムボートの上で、丹念に丹念に愛撫を繰り広げる毬弧碑airu。

みんなは、目を疑うのですが、しかし毬弧碑(まりこひ・造語)のエロの行動に信じてみたかったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、ポセイドンの股間を加え始め、チャプチャプと嘗め回します。

さすがにすぐに反応を示してきました。とても健心な男根のようです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、今度は玉の部分もしゃぶりつきます。
加えるほおの形が、また色っぽくてたまりません。

見ているみんなも真剣なのですが、こんなときにも勃起運動は起こってしまいます。

毬弧碑(まりこひ・造語)はそのまま、ポセイドンの股間を自分の体内の膣へ入れてみたのです。

あぁ‥すごく大きい‥。

そのまま騎乗位のまま、セックスが繰り広げられます。

騎乗位から背面騎乗位へ。毬弧碑(まりこひ・造語)の背中のラインと、お尻のくびれがなんとも
美しくてたまりません。お尻の穴までも見えてしまうほど、豪快に腰つきは
動き出しました。するとポセイドンが、意識を取り戻してきたのです。

めちゃくちゃ‥気持ちいい‥。

もっとしてくれ‥お願いだ‥!!

毬弧碑(まりこひ・造語)の責めの体性は繰り広げられます。ポセイドンは、その背面騎乗位の毬弧碑(まりこひ・造語)の姿に
完全に意識を取り戻したのです。

そして最後は、正上位の体性に、ポセイドン自ら起きて、激しい腰つきを展開します。

毬弧碑(まりこひ・造語)の腰をいやらしく撫でながら、腰つき運動は加速します。

両ひざを揃えさせ、正上位の動きはとても早くそしてリズミカル。

胸の揺れ方の毬弧碑(まりこひ・造語)がもうたまりません。両手で顔を塞ぐようなしぐさに、
ポセイドンはもう我慢できない様子。

ああっ‥行くっ!!!

とっさに棍棒を外し、毬弧碑(まりこひ・造語)のすぐさま、お尻のくびれ部分に発射を施しました。

たくさんの精子が流れ出ます。毬弧碑(まりこひ・造語)のお尻の精液は、またいやらしさで、
濡らされました。そして「綺麗にしなきゃね。」と言いながら、最後は、
ポセイドンの股間をもう一度、フェラチオで、舐めほぐすのです。

ポセイドンは、初めてこんなに尽くされました。

感動のあまり、半漁人のことを語りだしたのです。
「俺は‥医者でもある。」俺だったら、こいつを治せるかもしれん。

みんな言葉を失います。
これまで獰猛(どうもう)なポセイドンが、お医者だったなんて。
しかも今向かっている先は、なんとポセイドンの経営する病院だったのです。

表向きは、お医者さんだったポセイドン。そしてピノキヲの占いでも出ていた、
半漁人の運命は変えられるだろうか。

毬弧碑airuの献身なエロチシズムさが、半漁人の生命の選択肢の可能性を大きく広げたのです。

そしてポセイドンはこれからどう毬弧碑(まりこひ・造語)たちと関わってくるのでしょうか。

この【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の旅の冒険に、
医者ポセイドンの一躍は欠かせないものとなりそうです。

第28キャプター終わり。(照)

2007年4月4日 レスネームかみじょー。

2007年04月03日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第27話5

毬弧碑airu。第27話

毬弧碑(まりこひ・造語)はついに記憶を取り戻しました。そしてその事を聞いてしまった【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は、
気を効かせるように、みんな明るく振る舞えるようにと、
これからも毬弧碑(まりこひ・造語)とそんなエロで変わらず接して行こうと、決めたのです。

人にはどんな人でも、過去の歩んできた人生があったりします。

毬弧碑(まりこひ・造語)の場合、幼年期とても苦労を重ねてきました。
和菓子屋の娘から路上で、季節の和菓子を売り歩く生活に耐えかねて、
トップヒロインの世界へ飛び込む切符を手にしたものの、
いろんな大人とのしがらみの格差から、一線を退く形となりました。

地道さを大事に和菓子屋さんを盛りきりしていた両親にしてみたら、
毬弧碑(まりこひ・造語)のそうした花形は、やはり好ましく映らなかったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は精神的なつらさから、自分の記憶を消しました。

しかし記憶はよみがえるとゆうことは、歩む当人の人生にとって、
一種のトラウマのようなものを引き起こしかねないのです。
当然毬弧碑(まりこひ・造語)もこれから、幼年期から背負った自分のつらさ、両親からトップヒロインになったことで、
受け入れられなかった傷など、毬弧碑(まりこひ・造語)であり続けるために克服していかなければいけません。

【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは願います。

「僕たちがそばにいるから、心配しないでー‥」

そうです。今こんなにも、毬弧碑(まりこひ・造語)の旅の大行進には、かかせない仲間がいるのです。
負けてはいられません。今日もほがらかに毬弧碑(まりこひ・造語)は、大行進マーチを奏でていくのです。

いよいよ、修行を始めるにあたって、一週間目の朝を迎えることができました。

昨夜はピノキヲと、愛情を確かめ合う夜を過ごしたことにより、
毬弧碑(まりこひ・造語)もピノキヲも、みんなすがすがしい朝を迎えています。

金の斧の持ったおじいさんからいただいた【鶴折りの着物】は大切に
箱に入れて保管することにします。

そしてシンドバットは、『鉄の心臓』を手に入れました。
鋼のように、とても強い強心の肉体を持てたのです。

また精霊十字軍は、そうした石壁の王将での【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちの活躍姿に、
ようやく、認めるようにもなりました。

なんとかこうして危難は、切り抜けたのです。

思えば長い一週間でした。

朝陽の光りを受けて、光の玉のおばあさんが、みんなの前に現れます。
「おはよう!毬弧碑(まりこひ・造語)。【毬弧演(まりこえん・造語)革命】さんたち。」

みんなもにこやかに返事を返します。
「おはようございます!!光のおばあさん。」

王将の石壁では、とても残念だったわね。その後ケンタウロスは、病院に運ばれ、
一命を取りとめました。

「よかったわ。」ケンタウロスさん助かったんですね。

毬弧碑(まりこひ・造語)は言います。
「わたしはわたしと関わるすべての方々に、
しあわせになってもらいたいですわ。」そうした意味で、あの悲しい事故は、
決して忘れることできませんし、でもケンタウロスさんがその後、
今までの人生とちがった方向へ、これを機会に歩めることを願うのみです。

光のおばあさんは、言います。
「精霊さんと言って、完ぺきはないです。それは人間さんもいっしょなんです。」
ゆるせる心があれば、やさしくなれます。魂の修行とはそういったことを意味するのかもしれませんね。

みなさん、そして精霊十字軍から『精霊の地図』をいただいたそうね。

ロビンフッドが握りしめています。「おばあさん、これですか。」

「そうです。それはすこし特別な地図で、話しかけると、光を示して答えてくれます。」
あなたたちの旅には、もってこいのアイテムなのです。

王将の石壁では3日間でしたが、とてもいろいろなことがありました。

あなたたち【毬弧演(まりこえん・造語)革命】は十分、その『精霊の地図』を授かるだけの称号を手に入れたのです。

あなたたちのこれからの冒険はとても楽になるものと想いますわ。

「地図に問いかけてみてください。」それがあなたたちの旅の道しるべなのです。
そうしておばあさんは、去っていきました。

これからが大事です。
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちは、もう一週間の滞在時間があるのです。
いかにどう使うか。魂の修行はそこにかかっています。

もともとこの精霊の土地に土地勘のあった、ロビンフッドでしたが、
この『精霊の地図』を得たことによって、手に取るように、細かい詳細が分かるのです。
それほど優れた地図なのかもしれません。

半漁人は言います。
俺は、以前ポセイドンから、名指しの指名を受けた。
ロビンフッドよ。竜宮上に行ってみたいんだ。「どう行けばいいだろうか。」

そうでした。以前、半漁人はポセイドンとの一戦を交えてそのまま
勝負はお預けとなってしまっていたのです。

半漁人は向いたかった。一度竜宮上へと行ってみたかったのです。

毬弧碑airuも言います。
「ぜひとも行ってみましょう!竜宮上へ!!」

これで決まりました。次の【毬弧演(まりこえん・造語)革命】たちの向かう行き先は竜宮上です。

しかし、ロビンフッドは言います。
「一つ気になるのは、この湿原地帯だ。」指差しながら答えたのは、
竜宮上の海へ出る前に、立ち塞がる湿原の地帯。
それはトロッコで渡らないといけないようです。

ロビンフッドの額の紋章が光り輝いています。
おそらく精霊の頭脳で、この湿原地帯が、すこし嫌な胸騒ぎがしたのかもしれません。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちの泊まっている宿から、ほんの数キロ先の北には、
湿原が群がりをみせています。しばらく行くと、地図の示すように、
湿原地帯が見え始めました。なんとも霧が立ちこめて、怖い雰囲気をかもしだしているのです。

すると、トロッコ乗り場が見え始めます。
そこに陽気な老夫婦がいました。「いらっしゃいませ。」
5名様ですか。お乗りください。200yen程度のお金を渡し、毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、
このトロッコに乗り込みました。

トロッコに手を引きながら親切に乗せてくれる老夫婦は、言います。

「わたしたちは、もともとあなたたちと変わらぬお年頃なのですよ。」

どうゆう意味でしょうか。話を聞いてみるとこうでした。

かつては竜宮上へ、行ってみたものの、この湿原地帯の先に、
一匹の亀がいるそうです。その亀におだてられ、乗せられて、新婚だった当時若い老夫婦は、
ハネムーンを竜宮上へ行くことにしたのです。

竜宮上の御もてなしはとても素敵なものがありました。

時間を忘れ、そして水中時間と陸上時間は、わずかですが、異なるのです。

2年間何も働かず遊んでいた生活が、老夫婦にとってみたら、それは、
なんと数十年の歳月を費やしていたのです。それが陸時間と水時間との格差です。

新婚そのものだった、老夫婦がいけなかったのでしょうか。
老夫婦は、語りかけます。

「あなたたちもお気をつけください。」この湿原地帯ではお金がものを言います。

なんとも不可解なお話を聞かされました。
不安と竜宮上への期待感に、毬弧碑(まりこひ・造語)たちの乗せたトロッコは、
竜宮海岸に向けてコトコトと走り出したのです。

先頭には、毬弧碑(まりこひ・造語)が湿原の風を受けています。
なんとも湿原とゆうこともあって、霧のすごさはものすごいです。

そこに走りながら魚さんが、飛び跳ねます。
半漁人は驚いたように、話しかけます。「お前たちここで住んでいるのか。」

魚さんは切り替えしてきます。
「そうだよ。竜宮上には行かない方がいい。」僕たちはもともと人間だったんだ。
欲の深さが物語り、この湿原地帯に放たれた。今となっては、竜宮上で遊んでいた癖がついてしまって、
お金をえさに食べないと死んでしまうんだ。

なんとも悲しいお話です。
先ほどの老夫婦のお話といい、竜宮上とは、そんなに人のこころを駄目にしていくものなのだろうか。

毬弧碑(まりこひ・造語)は厳しくお魚さんたちへ話しかけます。
あなたたちにあげるお金は持ち合わせていません。

甘えてはいけないです。それに、「お金を食べないと生けていけない」とゆうのは、
一種の錯覚です。本当に自立することを考えたら、きっと上手くやれると想います。

そういったとき、湿原中のお魚さんたちがいっせいに吠え出しました。
湿原の霧の中で、蛙のような悲しい鳴き声。それがどうしようもなく、悲しいです。

悲しさの鳴き声の振動で、湿原を走っていたトロッコは停止してしまいました。
まるで悲しみの地震のように‥。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、湿原のお魚さんによって、足止めされてしまったのです。

「くそ、こうゆうことか。」先ほどの老夫婦の話と思い返して、
ロビンフッドは悔しがります。そこで、半漁人が言い出しました。

「本当にそう思うか?」俺は何かこの湿原そのものが、
何か大きな暗黒の力が働いているような気がしてならないんだ。

みんな5分間でいい。この湿原に潜らせてくれ。

「何を馬鹿なこと言い出すんだ!!正気か?」欲の立ち放たれたお魚達の餌食になってしまうぞ!!
シンドバットも、ピノキヲもロビンフッドも怒り出します。
心配を気遣ってです。しかし毬弧碑(まりこひ・造語)は違いました。

「おそらくここを潜れるのは、半漁人さんしかいません。」
それに今まで、このトロッコにわたしたちの進路はいつのまにか、支配されていました。

湿原の底に何か眠っているのかもしれません。

わたしからお願いしてよろしいかしら。

毬弧碑airuの言葉に半漁人は、すぐさま行動に移しました。
トロッコは止まってしまっているのです。適切な判断なのかもしれません。

半漁人は、湿原を深く深く潜っていきました。
するとどうでしょう。とても何やら光り輝いているのです。

それはたくさんの金貨が眠っていました。
そうです。お魚さんたちはあのような作り話をして、老夫婦とあわせて、
ここで一儲けしようと、渡る人たちからたくさんのお金をまきあげていたのです。

お金を食べるなんて聞いたことありません。
半漁人はその金貨を目にしてしまい、なんだかぞっとしました。

そこへどうでしょう。乗り物が置いてあるのです。
それはゴムボート。そして後ろにはモーターが付いています。
沈んだ‥とゆうより、湿原の底に鎖でつなげてあるようです。
どうやら、ここのお金を陸へ運ぶ際などに、誰かが使っていたのでしょう。

老夫婦でしょうか。半漁人は違うとにらんだのです。

とりあえず、半漁人はそのゴムボートのつながっている鎖を紐解いて、
陸の待つみんなのところへ運ぶことにします。

その時でした。ポセイドンが現れたのです。
「またしても会ったな。」俺は以前言ったはずだぞ。ここの湿原地帯に、
『新・竜宮上』を作りたいんだ!!

半漁人は言い出します。「水を生きる生き物として、お前だけは絶対ゆるせない。」

沈んだお金を目にしながら、半漁人は切り出します。
しかし海の中、そしてこの湿原の中も例外ではありません。ポセイドンの動きはとても素早いです。

一気に攻めてきました!!

半漁人は大きく胸をポセイドンの強打により、身体を揺らぎ始めます。

苦しそうにその瞬間、背後にまわったポセイドン。そのまま半漁人の首をしめつけるのです。

ゴボゴボ‥。

空気胞が湿原の上へこぼれあがっていきます。

湿原の上では【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなが待っているのです。

みんなは湿原の上になにやら、空気がこぼれ浮かんできたので、
毬弧碑(まりこひ・造語)は心配そうに、話します。

「ロビンフッドさん。おでこに手を当ててよろしいでしょうか。」

いいけど、どうなんだい?精霊の頭脳を毬弧碑(まりこひ・造語)が使うとゆうのかい。

半漁人さんに、わたしから、念を送りたいのです。

そう言い放ち毬弧碑(まりこひ・造語)は、すぐにロビンフッドの額に自分の手のひらをかざしました。

水中の首を絞められた半漁人は、意識もうろうの状態。

その時に、夢を見ているかのように、毬弧碑(まりこひ・造語)がこちらに近寄ってくるのです。

「半漁人さん、どうかわたしとエッチをしてくださらないかしら。」
途端にエロモード全開になっている毬弧碑(まりこひ・造語)。

そしてオーロラを見ているかのように、毬弧碑(まりこひ・造語)は眩しい裸体をさらけだすのです。
実際に、トロッコの上で洋服を脱いだ毬弧碑(まりこひ・造語)。
みんなは緊迫のあまり見守ります。

湿原の底と、湿原の上面とで、今まさに精霊頭脳を生かした、
妄想痴女プレィが始まろうとしています。

毬弧碑airuは、静かに半漁人の胸の乳首を愛撫します。胸の乳首から鎖骨が性感帯でもある
半漁人にとっては、毬弧碑(まりこひ・造語)の責めのプレィはとてもたまりません。

あぁ‥毬弧碑(まりこひ・造語)。もっと責めてくれ。

声を漏らす半漁人。気持ちよさのあまり、勃起は全開になっています。

そこへ妄想の毬弧碑(まりこひ・造語)は責めだします。綺麗なお口を開けて何度も加えだすのです。
よだれまみれになる触感が、また快感なのです。

ああ‥いい。もっとしてくれ‥毬弧碑(まりこひ・造語)‥。

今度は、半漁人の大好きな毬弧碑(まりこひ・造語)の乳首が、半漁人の亀頭の先に触れます。
当たるか当たらないかのわずかな触れの感じが、とてもおたがいに気持ちよさを高めるのです。

「いいのか、俺の股間にそんな綺麗な乳首を当てて。」
かまいませんわ。わたしはご奉仕するのが大好きなのです。
妄想の毬弧碑(まりこひ・造語)は、まったりとした口調で答えます。

チュパチュパ嘗めたいわ‥

もうその言葉に半漁人の棍棒は「ドクン」とうなりをあげます。

もうびちょびちょの状態。そうした中、極めつけのパイズリ運動が繰り返されます。

もうそれだけで、そのおっぱいのやわらかさに、半漁人の欲望は、童心のように包まれます。

毬弧碑(まりこひ・造語)のご奉仕は留まりません。

そのまま半漁人の亀頭にクリトリスの部分を近づけてきたのです。
静かに挿入が始まります。
毬弧碑(まりこひ・造語)は、「見て」と言わんばかりに、はめシロの見える部分をやさしく股を広げて、
挿入の構図が目の当たりに見え出すのです。
その視覚からの美しさと開放感がたまりませんでした。

なんと膣の中は暖かいのでしょう。
まるで春の飛び回る蝶々のように、お花のみつに浸るような爽快感。

気持ちいいとゆう次元以上の存在。毬弧碑airuの膣の中の空間とは、それほど
母性本能とゆうオーラに、あたたかくやさしく包まれているのです。

もう腰を揺さぶるほかありません。半漁人はどんどん激しさを益していきます。
それに応える毬弧碑(まりこひ・造語)。正上位の姿から、身体がそり返るように、
美しい乳房をあらわにします。なんと芸術的、なんとオーケストラのような世界観。
心地良さが、しだいに半漁人と毬弧碑(まりこひ・造語)との妄想痴女プレィによって、
結ばれました。半漁人は、叫びます。胸を何度ももみながら、毬弧碑(まりこひ・造語)に言います。

「そのやわらかいおっぱいに出したい!!毬弧碑(まりこひ・造語)の乳房に俺はかけたいんだ!!」

いいですわ。いっぱいかけて。半漁人さん。とてもわたしの中で大きく膨らんでる‥

その言葉の一言に、ドクン‥

もう我慢できません。すぐさま挿入を外したかと思うと、
毬弧碑(まりこひ・造語)の胸には、半漁人の元気な精子がみごと放出されたのです。

あぁ‥天使のような母体のようだ‥。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、エッチを重ねるたびに、しだいに身体の曲線美にやわらかさを益していきます。
それが本当に母性の海のように、とても綺麗でしかも大きい。

そんな存在感を、みごとエロによって、表現しているのです。

実際にロビンフッドの額からの中継で実現した妄想痴女プレィ。
不思議なことに、半漁人の精液は、湿原の上に待っている裸体の毬弧碑(まりこひ・造語)の胸にかかったのです。

半漁人は、このセックスを得て、とても精神的大きくなりました。

首を絞められ、もうだめかと思った。
そのときに、ポセイドンとゆう現実の壁がはっきりと明確に見え出したのです。

半漁人は闘います。

今までの毬弧碑(まりこひ・造語)のセックスのとき、見せたパワーをそのまま
ポセイドンへぶつけることにしました!!!

ポセイドンとの体勢は一気にひるがえされます!!

半漁人は負けません!!
トロッコの上で待つ【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなの顔が浮かんだのです。

本当のポセイドンとの闘いはこれから始まるのでした。

第27キャプター終わり。(照)

2007年4月3日 レスネームかみじょー。

2007年04月02日

楓アイルさん物語(毬弧碑airu)第26話5

毬弧碑airu。第26話

シンドバットは毬弧碑(まりこひ・造語)と【毬弧演(まりこえん・造語)革命】を守るために、自ら青い絨毯を爆弾に包んで、
身体を張って、ケンタウロスからの仕掛けた爆弾から防ぐことを選択肢に選びました。

ドドン‥ッと音とともに、石壁の王将は崩れていきます。

みんな爆風により、ベットを起して盾にしていたものの、回転するように飛んで行き、
シンドバットも合わせ【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなは
毬弧碑(まりこひ・造語)を守ろうと、身体を張って盾となったのです。

そしてシンドバットの行動によって爆風の勢いはみごと軽減されたのです。

‥みんな爆煙が消えるまで気がつきませんでした。
シンドバットは、なんとすごい形相で、爆弾にしがみついているのです。

普通の人間ならとっくに死んでいます。しかしシンドバットは死ななかった。
それは、この土壇場において、

シンドバットは『鉄の心臓』を得ることに成功したのです。

そう‥最も勇気のあるものに『鉄の心臓』が天から奨励される。
それは肉体に強靭さが益すのです。

シンドバットはボロボロになりながらも生きています。
そして青い絨毯もほとんど傷をおびていません。

「奇跡だ‥。僕は生きている。」自分の両手両足を見渡しながら答えるシンドバット。
まるで『鉄の心臓』が、強く鼓動を打つかのように、ドックンドックン聞こえてきます。

なんとかケンタウロスの持ってきた爆弾から、
毬弧碑(まりこひ・造語)たちは助かった。しかし石壁の壁はボロボロと崩れてくるのです。

ケンタウロスは、両手をかざし、大きなバリアを張り巡らします。
そして崩れ落ちてくる壁をブロックし、こう言います。

「今回のことは俺のせいでこんなになってしまった。」
精霊十字軍の規定にも背く形となってしまった。お前たちには大変申し訳ない。
早く行くがいい。爆風をあの勇敢な青年によって軽減できた。
俺はお前たちの未来の姿を、見てみたい‥

「早く行くんだ!!!」ケンタウロスは叫びます。

毬弧碑(まりこひ・造語)、仲間を大事にするんだ。

その言葉を背に、ケンタウロスのバリアを張った姿は崩れ去りました。
みんなは、かろうじて、非難することに成功したのです。

とっさの出来事であり、涙ぐみながら、
そしてピノキヲの両手には、毬弧碑airuと光のおばあさんから預かり受けた
【鶴折りの着物】が抱きかかえられています。

「金の斧のおじいさんからいただいた大事な品物だ。」
箱に入っていたので、爆風にも耐えたようです。そしてシンドバットは、
そのまま青い絨毯で、【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなを運びだしました。

ピノキヲの『天空の翼』とシンドバットの『鉄の心臓』がまさに
ぎりぎりのピンチから脱出することに成功したのです。

煙の舞う空を飛びながら、みんなは言います。

「この3日間、僕たちは何を得たんだろうか。」
つらいことも乗り越え、魂も成長をさせた。しかし本当に危なかった。
ロビンフッドは言いました。

でもシンドバットは言います。
「生きてるって、素晴らしい。」それだけでいいじゃない。
なんだかやけに晴れやかなシンドバットです。

半漁人も言います。
今自分たちは、こうして一つの目標に向って飛び立っている。
目標があるからこそ、悩みもあるだろうし、いざとゆうとき、気持ちが一つになれるんだ。

ピノキヲと毬弧碑(まりこひ・造語)も言います。
「そして僕たちは、こうして、可能性を持って生きている。
可能性の芽を花咲かせたい。」毬弧碑(まりこひ・造語)は僕たち【毬弧演(まりこえん・造語)革命】にとって、
最高のお花の存在だ。

みんなボロボロの涙まみれで、上空を飛び交っています。
毬弧碑(まりこひ・造語)は最後にこう言います。

「わたしは、いつかこの【鶴折りの着物】を着てみたいわ。」
みんな見てくださいますか?

「もちろんだとも!!!」
気持ちがひとつにつながりました。なんとも不思議なお話です。
ほんの先ほどまで、死に直面していた台詞とは思えない。みんながみんな奇跡を信じたのです。

そして毬弧碑(まりこひ・造語)は、あの爆風の瞬間についに記憶を取り戻したのです。

「みんな、わたしは記憶が戻ったわ。」

しかし黙っていることにしました。今は太陽エロスの女神コンクールに優勝することだけに専念したいのです。

幼年期、それはそれはとても苦労のしてきた女の子だったのです。

春にはお餅を売って歩き、
夏には水羊羹を売って歩き、
秋には饅頭を売って歩き、
冬にはお団子を売って歩きました。

そうです。毬弧碑(まりこひ・造語)は老舗の和菓子屋さんの娘だったのです。
路上で売っては歩けど、冷たい社会の風にさらされて、いつの季節も苦労を重ねてまいりました。

そうした中、トップヒロインにつながる人脈とめぐり合うのです。

本当は実家の和菓子屋さんを軌道に乗せたかった。
しかしいくら努力を重ねても、あわのように、消えていくのです。
がんばっても頑張っても報われませんでした。

トップヒロイン女優として稼ぐようになり、でも両親は喜びませんでした。
ずっと『地道一筋』として、和菓子に夢を託してきた両親の願いは、
当時の毬弧碑(まりこひ・造語)には、まったく聞こえないものとなったのです。

トップヒロインになった毬弧碑(まりこひ・造語)はどんどん天狗となりました。
スポットライトがとても眩しかったのです。
そしてスポットライトを眩しくするために、どんどん毬弧碑(まりこひ・造語)の虚像は作り上げられていく。
それは取り囲む大人たちによって‥

一線を退くきっかけになったのは、ここにあったのです。

毬弧碑(まりこひ・造語)は本当の美しさにこだわろうと想いました。
本当のエロを追求したくなったのです。そして和菓子屋さんの両親とも離れました。

自分は一人前になって、そして一人ではなく二人として戻りたい。
乙女ならありがちかもしれませんが、結婚を意味しているのです。

毬弧碑airuは記憶が戻ったことにより、とても悲しい気持ちに見舞われました。
天空の翼によってしがみつくピノキヲの腕に、ぎゅっともたれかかるのです。

みんなはみんなで、走馬灯のように、その時その時の時間を想い出していたのです。

この3日間、とても大きな修行となりました。

精霊十字軍は、現れだします。
そしてこう言い放ちました。「今回に関しては、誠に申し訳ない。」
こちらの審判により、必要以上に命にさらされてしまったことは、深く反省しなければいけない。
ゆるされる訳ではないかもしれないが、
よかったら修行の場を提供したいと想う。

そして精霊十字軍の幹部は、毬弧碑(まりこひ・造語)に手渡しとして、
公開された地図をくれました。鮮明に地形を記されたものです。

毬弧碑(まりこひ・造語)たちは、疲れたのでそのまま宿に戻りました。

みんな宿に着くなり、ぐったりとした気持ちに浸ります。

この夜みんなとても深い眠りに付きました。
プロポーズをしたピノキヲは、毬弧碑(まりこひ・造語)に愛情を求めます。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、この3日間以上に自分の記憶の戻ったことをやはりピノキヲに打ち明けるのです。

つらく泣き出す毬弧碑(まりこひ・造語)。ピノキヲはしばし黙ったまま、
毬弧碑(まりこひ・造語)の頭を抱きかかえながら、話し始めます。

「ずっと記憶の戻ることが、毬弧碑(まりこひ・造語)の生きがいだったからね。」
僕はいつの毬弧碑(まりこひ・造語)も好きだよ。過去だとか、現在だとか、そして未来だとか、
時間を区切るのは、よくないよ。いつの毬弧碑(まりこひ・造語)も毬弧碑(まりこひ・造語)じゃない。

「ありがとう‥ピノキヲ。」ずいぶん一人で苦労してきたことを肌に感じ取った毬弧碑(まりこひ・造語)は、
とてもピノキヲにもたれかかりたかった。

ピノキヲはリクエストをする。

毬弧碑(まりこひ・造語)、そうだ!金の斧のおじいさんからもらった【鶴折りの着物】着てみようよ!!

今から‥?

そう、今から。着てみて。ぜひとも見てみたい。

和菓子屋さんの娘とゆうこともあり、いつも和服を着ていたお母さんの着付けの様子を
毬弧碑(まりこひ・造語)は覚えていました。そこで、毬弧碑(まりこひ・造語)は、【鶴折りの着物】を着だしたのです。

とても和服が美しかった。

富士山の朝陽に向って舞う鶴の姿が、毬弧碑(まりこひ・造語)の素肌にとてもかみ合っていた。
ピノキヲは見とれるあまり、言葉を失います。

毬弧碑(まりこひ・造語)‥先ほどの記憶の話しだけど、

そう言いかけたとき、シンドバットも半漁人もロビンフッドもいっしょに現れます。

ずるいぞ。ピノキヲ!!一人だけ、毬弧碑(まりこひ・造語)のこんなおいしい姿鑑賞しているなんて。

みんな分かっていて茶々を入れにきたのです。
今日はみんなもさすがに、性欲モードではないかもしれませんが、
でも毬弧碑(まりこひ・造語)のこの着物の美しさには、とてもみだらに脱がしてみせたかったのです。

ロビンフッドは指揮を取り、「襲い掛かれー!!」と冗談まじりに叫び
いっせいに毬弧碑(まりこひ・造語)はみんなから、格好のえじきになったのです。

半漁人は、いつものことながら、毬弧碑(まりこひ・造語)のおっぱいにいくのです。
着物を半分強引に降ろし、おっぱいに吸いつきだします。
肌蹴た着物の毬弧碑(まりこひ・造語)はとてもエロかった。

あぁん‥いやん‥もっと吸って。

ロビンフッドはロビンフッドで、毬弧碑(まりこひ・造語)の着物の裾を捲り上げ
お尻をモチモチとたたき出します。そしてそこでも愛撫攻めに合う毬弧碑(まりこひ・造語)。

シンドバットは、毬弧碑(まりこひ・造語)の脚の足袋を、鑑賞したかった。
簡単に脱がすのが惜しいくらい、とてもふくらはぎと白い足袋の光景があっているのです。

じっくり脱がすと、それを匂わずにはいられませんでした。

白い足袋の中にこうして匂う毬弧碑(まりこひ・造語)の汗。
それがとてもフェロモンチックで、思わず脱がした足袋をかじりついてしまいました。

ピノキヲだけが呆気にとられている中、みんなは脱がすだけ脱がして、
「さぁピノキヲ、毬弧碑(まりこひ・造語)のおまんこにとどめを挿すんだ!!」

冗談なのか本気なのか、分からないこの乗りにとても愉しんでいるようです。
ピノキヲは先ほどから、毬弧碑(まりこひ・造語)の着物姿の美しさに、股間の先には、
我慢汁で、待ちきれない状態となっていたのです。

みんなの勢いに押されて、ピノキヲは毬弧碑(まりこひ・造語)に股間をしゃぶってもらいます。
毬弧碑(まりこひ・造語)もいやらしそうに、献身の気持ちで嘗めたかと想うと、
そのまま膣の開口を、ピノキヲに見せだしたのです。

肌蹴た着物から見える毬弧碑(まりこひ・造語)の股間と、膣の空間口が、とてもエロかった。
もう待ちきれない状態。ピノキヲはそのまま毬弧碑(まりこひ・造語)に入れてしまいます。

この連日のこともあり、入った瞬間の気持ちは格別なものです。
見ているみんなも同じ気持ち。ピノキヲ自身、毬弧碑(まりこひ・造語)の筒の中の暖かさを
まるで「宇宙空間のように、泳いでいる気分だ‥。」と感銘に浸る様子。

もう数秒で行きそうになる想いを押し殺し、なんとか必死で毬弧碑(まりこひ・造語)を満足させようと必死。

しかしその緊張の固さに感じ取ったのか、毬弧碑(まりこひ・造語)の股間からマン屁が鳴り出し、
「あなたのまま、あなたらしく責めてほしいわ。」そう言われてピノキヲは嘘のように
緊張感がほぐれました。

どんどん腰つきの回転速度は早まっていきます。
そして、もう出したかった。毬弧碑(まりこひ・造語)‥出していい?もう行きそうだ!!

いっぱい出して、ピノキヲの精子、欲しいわ。

もうたまりません。気持ちはクライマックスの状態に、ピノキヲの股間の先端からは、
たくさんの精子が飛び出していきます。

もう婚約宣言もしたし、ピノキヲは自信持って毬弧碑(まりこひ・造語)の体内に精子を流していきました。

まるでDNAが結ばれるように、2人の想いはこうして宿ったのです。

赤ちゃんは天からの授かりものです。ただそこにかならず一組の愛情が働いていることは、
言うまでもありません。ピノキヲはこれからを決めました。毬弧碑(まりこひ・造語)には、
かならず中出しをしたかった。体調のこともあるかもしれないが、でもそれこそ
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】の真髄ではなかろうか。

そうです。こうしてピノキヲと毬弧碑(まりこひ・造語)の婚約の気持ちから、すでにこの時、
太陽エロスの女神コンクールで、実演する『自由演技』の原型を確立していたのです。

そして毬弧碑(まりこひ・造語)の記憶のよみがえった悲しみを解きほぐそうと
【毬弧演(まりこえん・造語)革命】のみんなが聞いてしまったのを気を効かせて、このように、
エロの情事へ結びつけたのでした。

毬弧碑(まりこひ・造語)は、みんなから愛されているのです。さみしくなんかありません。
今夜はもう1ラウンド、ピノキヲと毬弧碑(まりこひ・造語)は愛し合いました。

大革命に向けての大きな旅は、また明日から始まるのです!!!

第26キャプター終わり。(照)

2007年4月2日 本当のエロを楓アイルさんに想い描く レスネームかみじょー。

時にはこんな言葉もいいよね5

更新かぶったけど、このままで。

レスネームかみじょー。

夜明けの想い◎5

ちょっぴり意味不明だけど、
楓アイルさんの赤ちゃんがほしい。

夜が明けます。自分はそんな気持ちです。

楓アイルさん、おやすみなさい。

レスネームかみじょー。

夜明けの想い◎5

ちょっぴり意味不明だけど、
楓アイルさんの赤ちゃんがほしい。

夜が明けます。自分はそんな気持ちです。

楓アイルさん、おやすみなさい。

レスネームかみじょー。

2007年04月01日

エイプリルフールDay!!5

日付変わって今日から4月です。楓アイルさん、おやすみなさい☆゛(照)

今日もハチ公写メ写した楓アイルさんが、大好き。(照嬉)

レスネームかみじょー。
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